スペインの鬼才ルイス・ブニュエルがフランスをベースに活動した晩年の代表作の一つ。
結婚生活は円満なものの、肉体的欲望を満たせず空虚さと抑圧を抱えているカトリーヌ・ドヌーヴ演じる良家の若妻が、午後の…
ブニュエルの呆れ声が聞こえてくる。「おいおい、カメラ回ってんだから演技すんの忘れんなよ。1分半も回してんだぞ。ええい、仕方ない、これ使うしかねえな」。
冒頭の馬車に乗って画面奥からやって来るながーい…
不倫&売春っていういかがわしい内容のはずなのに、主演カトリーヌドヌーヴの存在感を軸に、作品全体がどこか上品に仕上げられている。不思議。
妄想と現実を行き来する独特の表現、おしゃれな衣装と建築。どこ…
どこまでが妄想でどこまでが現実だったんだろう?そんな映画だった。
上流階級でも、中身は好奇心溢れる同じ人間って感じかな?
上流階級の妻らしくいないといけないけど、自分の本性が夫との夫婦生活でバレたら…
25年振りに視聴。ずっと記憶に残っていたが、ヴィスコンティ並みの壮麗な本物の小道具を取り揃えたパリのセレブリティとその妻が密かに抱える背徳感とのギャップがたまらない。最後無鉄砲な若者が世間的には謎の…
>>続きを読む小間使の日記と双璧をなす力のある画に乗せて、ブニュエルの変態性がさらに加速する。
隠れた名匠(隠れてない?)、日活の小沼勝も真っ青な背徳の淫靡さだ。
馬車が引き鉄になり(鳥ではなく今作は馬)、草原の…