ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン』に投稿された感想・評価

4.0

何と言うか、すごい映画。
脚本も演出も練りに練られているけど、ハリウッド的なウェルメイドな劇とは対極にある、反映画的な作品。その点で、ちょっとヌーヴェルヴァーグ映画を思い起こさせる。実際、監督のアケ…

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花椒
3.9

1400本目

2022年、世界中の批評家が選んだ「Sight&Sound」のオールタイムベストが10年ぶりに改訂

春に小津安二郎関連の展覧会があり、その時にランキングを知り、1位に選ばれたのが……

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原題『Jeanne Dielman, 23, quai du Commerce, 1080 Bruxelles』(1975)

監督・脚本 : シャンタル・アケルマン
撮影 : バベット・マンゴルト…

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長尺苦手なのにずーっと引き込まれてしまった。音楽一切無し。生活音のみ。

タイトルの名前と住所のシングルマザーの三日間。ひたすらきっちりルーティーンをこなす。思春期の息子の世話を甲斐甲斐しく行い、隣…

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IMAO
4.0

ほぼ斜めに入ることなく、正面からフィックスで捉えられた日常。そのワンカットワンカットは途切れることなく、連続したリアルタイムで捉えられている。この映画は日常の反復を描くが、その反復が澱となって積み重…

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e
3.8
主婦の日常。繰り返し。料理をするシーンが印象的だった。
最後まで淡々とした描写が続いたらどうだったんだろうと思ったり。
服装や街並み、室内の家具や小物なども見どころ。

好きですね。
こんな大胆な緩急の付け方をやってのけるシャンタル・アケルマン監督は案外大人しそうな見た目をしているのは、人は見た目で測れない面白さですね。分かりやすい刺激ばかりじゃ遊園地みたいなもので…

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ずっと手前にピントが合っていて妙
かっこいい映画
5.0

女にとって不吉なことは、すべて3日目に起こる。

ベルギー(もしくは知る由もないどこかの文化圏)には、そんな諺(ことわざ)が存在するのではないだろうか。そう思わせるような、静謐な力に満ちた作品。それ…

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4.0

ある女性の私生活を映した3時間の映画
何も変わらないはずの生活を同じカットで3時間見させられ続けるが、その何も無い生活の歯車が少しずつ狂っていき、最後の10分間で展開が全く変わる。

この映画は家で…

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