マグダレーナ・ヴィラガの作品情報・感想・評価

マグダレーナ・ヴィラガ1986年製作の映画)

Magdalena Viraga

上映日:2024年05月10日

製作国:

上映時間:90分

3.7

『マグダレーナ・ヴィラガ』に投稿された感想・評価

4.0

シネマテークたかさきにて、ニナ・メンケス特集上映で鑑賞。

本当は全作品観たかったけど、スケジュールの都合でこちらのみになってしまった。

あの天使の翼のカットが有名すぎる本作。

娼婦である主人公…

>>続きを読む

《虚無な時間の中で殺されゆく精神と犯され続ける身体》

ミニシアターに現れたニナメンケス監督リバイバル祭。彼女の初長編であり妹のティンカメンケスが主演を張ったこちらは、非常に才気走った一作になってた…

>>続きを読む
4.0

"male gaze"へのアンチテーゼとして描いているのかと思ったら、逆にどこまでも客体化された女性の映画だった。9名の"John"とのセックスは苦行で、ただの反復運動の波としてスクリーンに映る。ア…

>>続きを読む
湖土
-

このレビューはネタバレを含みます

濃いアイシャドウ お似合い素敵

ほんまに お仕事キライやねんな
苦悶 悲哀の表情 震える 壊れる心

最後の詩 うつくしい

とにかく待たされる映画だった。画面内の人物は何かが始まったり終わったりするのを待ち続け、見る側もそれを待つ。時間感覚の無いシーンの並べ方、同じ行動や機械的な会話の繰り返しに、映される女性たちの心情を…

>>続きを読む
Miri
4.0

シャンタルアケルマンの「ジャンヌディエルマン」を思い出した。

昔は仕事を見つけるのも大変で身体を売ることで生活して行くしかない人が今より沢山居たんだろうなと思った。

彼女の支離滅裂な発言、男がこ…

>>続きを読む
3.7
アイダの顔を見ているしかない時間
時間がいったりきたりする中で何回でも
苦しさや怒りをかなしみを押し殺して男たちに顔を押さえつけられるアイダの表情
しの
3.5

噛み合っているようないないような会話
対峙しているはずなのにお互いの存在や発言がそれぞれの行動に全く関与していないようにも見える登場人物たち
意味よりもむしろ美しさに重きを置かれているようなセリフた…

>>続きを読む
3.3
語彙がないので適切な説明はできないが、ゴダールみたいなのやってた。嫌々でしかない、快楽もなにもない仕事としてのセックス描写が印象に残る。

アメリカ映画でこの雰囲気出せるのがなんか不思議だった。
クイーン・オブ・ダイヤモンドよりは好きだった。
フレーズのリフレインが特徴的。

性的に消費されるアイダの物語。

ヒュートラで買ったTシャツは大事にしよう。

あなたにおすすめの記事