リトルファイター 少女たちの光と影の作品情報・感想・評価

リトルファイター 少女たちの光と影2012年製作の映画)

BUFFALO GIRLS

上映日:2013年08月24日

製作国:

上映時間:64分

3.4

「リトルファイター 少女たちの光と影」に投稿された感想・評価

玉露

玉露の感想・評価

3.0
当たり前だが本気の試合。リングに立ち続ける理由は家族。小さい背中に背負わされているものがデカイ
花紫

花紫の感想・評価

3.5
貧しい家計を支えるため、ムエタイで稼ぐ少女たち。
親は、子供の人生だと言うけれど、子供は親のため、お金のために闘う。
そんな子供たちの試合に、大人たちはお金をかける。勝った少女は家を購入、負けた少女は歓楽街でドサ回り試合。
親の言動に首を傾げたくなるが、生活のためには仕方ないのだろう。複雑でした。
手振れが酷いので、試合内容がよく観えず。
2015.05.
10歳の少女は、ムエタイをして家計を支えている。屈託のない笑顔が心に刺さります。

タイでは多くの少女がムエタイで賞金を稼ぎ、生きている。ムエタイをする理由は
「お金がもらえるから」。
そして、そのお金は必ず
「ママやパパにわたす」。

お金がなくて、家が建たない。から、娘がムエタイをして、稼ぐ。

日本じゃ絶対に考えられない世界が、現代のタイで起きている。その衝撃がなんとも言えない。
少女は、ムエタイをしてお金がもらえて、それで家族が生きていけたり、家が建ったりすることが、幸せだと言う。
あんな小さな体に「もっと頑張れ。3000バーツお前にかけられたんだ。なんとしても勝て。」と大人たちは言葉を投げつける。
少女の無垢な気持ちを利用して、大人が生活をしてる、って感じ取れちゃう。けど、多分それが普通で今のあの家族はみんなが幸せなんだと思う。

幸せの形って人それぞれで、どんなことを幸せと思うのかも全く違う世界でした。だけど、お金がすべてなところは変わらないんだな、と思いました。
ゆき

ゆきの感想・評価

3.0
タイのドキュメント。ムエタイで戦う少女達…まだ8歳。
親が子供のファイトマネーをあてにして家を建てようと計画。親の収入は少ない。少女自身も家族のお金の為に戦うと全員が言っていたのにビックリ!こんなに堂々と映像の前で言っちゃうなんて日本じゃ考えられないぞ!
試合の合間にも自分にどれだけお金がかけられているのかを知らされ、戦いに挑む。
沢山の大人が少女達の試合に賭けをして盛り上がる!

少女の日々の訓練風景は真剣そのもの。大人の顔つきだった。
熱海

熱海の感想・評価

3.2
小さくて細っちい体で戦う姿は完全にプロだし少女たちが身を削って戦う理由は決まって親のためなのが見ていてなんとも言えなかったです。それでもすごく幸せそうに笑うので同情の気持ちはわきませんでした!!
Saki

Sakiの感想・評価

3.2
スポーツマンシップに則って試合に挑んできた私に対して、家族の生活がかかっているという気持ちで試合に挑む彼女たちの気迫はすごいな、と感じました。
彼女たちのムエタイをやる理由が、お金が貰えるから。
子供達は口を揃えて、勝負で貰ったお金は親にあげる、と答えた。
こんなに幼い頃から家族を支えるためだと教え込まされて、身を削りながら戦ってきた。
勝負に勝てば両親が1ヶ月かけて稼ぐお金をボンと稼ぐことができる。

でもその裏には、子供達の勝負を大人たちが賭けているという構図がある。
1試合で5万バーツくらい賭け金が集まるそうです。
子供は親のために一生懸命戦っているのに、親は一攫千金を夢見て賭けをしたり、あるいはそのものをビジネスとしてしか見ていなかったり…
酷な世界だと感じました。

でも最後にお家が建った時、父と母と私、みんなが頑張って稼いだお金でできたお家だから後悔しないって言われて感動しました。
shin

shinの感想・評価

3.1
ドキュメンタリー映画
投げかけてきます、いろいろなことを
Zoloev

Zoloevの感想・評価

4.5
自分の地元、名古屋では上映されずDVD化を待ち望んでた。

タイの国技でもあるムエタイ・・・って言っても小学低学年の笑顔にあどけなさが残る2人の戦士のドキュメンタリー。

ムエタイとはタイ式キックボクシングで打つ、蹴り、首相撲、膝蹴りもある立ち技最強と言われるボクシングの事。


賭けの対象となる為、声援がすごい。金がかかってるから、余計に負けられないのだ。タイ国内で3万人とも言われる子供ムエタイ戦士。家が貧しい為、生きる術としてムエタイ戦士になる道を選ぶ。
この子達、学校も満足に通ってないのかも知れない。小さい身体を武器に練習を重ね、大人の賭けの対象とはあまりに痛々しい。
心臓病を持病に抱える少女もムエタイで金を稼ぐ。勝てば自宅が建つ程の金を受け取り、負ければ手ブラ。
負けた少女は飲み屋の見せ物としてショーに立つ。
たくましい・・日本の子供とは違う目の輝き、そして瞳の奥の力強い眼光。
試合前のリングで踊る、戦う前の儀式、ワイクーもすごく様になってた。
1時間の短い映画だがムエタイ少女の激しい生き様が詰まった映画だった。
わずか10歳にも満たない少女がまさに身体を張って一家の稼ぎ頭として、それこそ身を削って稼いでいる姿に金を賭ける歪んだ世界を垣間見た。
OASIS

OASISの感想・評価

3.8
ムエタイの選手としてリングに立ちファイトマネーを稼ぐ8歳の少女達を追ったドキュメンタリー。

弱肉強食の世界で生まれる勝者と敗者、光と影。
それはなにもプロの選手だけのものではなく、タイに3万人いるとされる少年少女のファイター達の中にも存在する。

本作は、家を建てる為の資金を稼ぐ少女スタムと、心臓病を患いながらも身体を鍛えようとする少女ペットを追っていて、二人がリングで相まみえた後勝敗が決まり、その後訪れる両者の成功と挫折までを描いている。
どちらが勝つかはとりあえず置いといて、勝った方も負けた方もこれから先倒れるまで戦い続けなければ行けないという果てなき日々の重さがのしかかってくる。

一晩で家が帰るほどの大金を持ち帰ってくる一家の稼ぎ頭たる少女にかけられる重圧は半端ないが、それでも「家族の為だから」と答える彼女達の笑顔は眩し過ぎて見ていられなかった。
そこには、いつか期待と不安に押し潰されて身体がボロボロになってしまうのではないかという危うさも見え隠れする。

大人達が戦いに熱狂する中、賭け金が釣り上げられるにつれて少女達の意欲も増していくというのは闘鶏を観ている様な気持ちになり眉を顰めたが、汗まみれ水まみれになって再びリングの中央に向かう姿には心打たれた。

お互いを取り巻く事情を知らないままリングでぶつかる二人という点で「クライング・フィスト 泣拳」を思い出したりしてまたジーンとくる。
スポーツ映画としてでは無く、背景には子供達が働かざるを得ない状況に置かれているお国の事情があるという所を注目して観た方が良い気がしました。