渇き。の作品情報・感想・評価

渇き。2013年製作の映画)

上映日:2014年06月27日

製作国:

上映時間:118分

3.1

あらすじ

「渇き。」に投稿された感想・評価

るる

るるの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

しんどかった。

すごい映画なのはわかるけど、評価したくない。好きなところもあるけど、嫌い。
ドラッグも売春もレイプも汚職も暴力も、イタくて痛くてただただ醜悪。
『告白』も、しんどかったけど、今回ここに行き着くか、なんて。

ちょっと気になって調べたんですけど、高校生相手に限定上映イベントとかしたのかー…フラッシュバック注意とか、途中退場したときのケアとか、あったのかな、
イベントという形で、高校生に、半強制的に見せるもんじゃなくない? なんて思っちゃった。

高校生が登場人物だから高校生に見せようって宣伝、ちょいちょいあるけど…まあ、こういう世界を多感な時期に見ておくのも大事だと思うんだけどさ…

こういう世界をフィクションとして楽しめるひとが自分の足で見に行くぶんにはいいけど、友達の付き合いで見に行ってうっかりトラウマえぐられて、でもイベントだし外へ出にくい、友達の手前退席するのははずかしい、みたいな状況になったとしたら、気の毒だなあ、と思う。

製作側が高校生に見せたい気持ちは理解できたけど、ある種の男の子、女の子には、心情描写が中途半端で救いが一切ないぶん、とてもツライ映画だと思ったよ。どこまで自覚的だったんだろうか。

「劇薬エンターテイメント」というキャッチコピーからして、本来シリアスなテーマを軽く明るく扱ってる感じがして、その姿勢に対して、なんとなく不安な気持ちになった。

ポップにしようとして失敗してるんだもん。ポップになってたらいいけど。ただの悪趣味だと思ったよ。

『嫌われ松子の一生』くらい極彩色で彩った荒唐無稽な演出ならいいんですけど。全員、妻夫木聡みたいな演技してくれてたら納得いったんですけど。
『告白』もですけど、現実くささを多分に残した映画だと思うんですよ、そこに、「劇薬」「エンターテイメント」とつけるセンスが、私には合わないと思った。そりゃ劇薬ですよ、だってファンタジーじゃないんだもん。ファンタジーになってない、というべきか。

中途半端!!

原作未読ですが、原作だと加奈子が歪んだ理由は父親が原因ということで、まあそれならよくある事情、それなら納得できたというか、今までの狂騒は父親への罰だったという様相を呈してくるなら、因果応報だし、女から男、娘から父親への報復だし、無常だし、正直、そのほうが気持ちは晴れたよ。

映画版だと、父親にレイプされるまえから加奈子はファム・ファタールで、ああ映画的な悪女描写だな、男の夢かな、サイコパスとして描きたかったのかな、少女を理解の及ばない化け物にしたかったんだなと、ちょっとガッカリ。

最後まで父親であり続けようとするラストシーンも、なんだよ、結局、クズでも狂ってても娘を愛そうとする父親を描きたかっただけかよ、結局、男性客をターゲットにした従来の邦画と構図は変わらないじゃないか、結局、娘に嫌われたくない父親を描くのかよ、とガッカリした。主役はあくまで父親、男性。

私はさ、母を虐めて娘の人生を狂わせたクソな父親をブッ殺す娘を見たいし、素行の悪いクソな娘を責任とってブッ殺す父親を見たいんだ。探してるんだ、そういう映画を。

最後、加奈子と父親に対峙して欲しかった。白昼夢でもいいから対峙して欲しかった。

それとも、中谷美紀演ずる先生に殺された加奈子が、一言、「愛してるよ」と言ってくれたら、中谷美紀がそれに慄いてくれたら、彼女は、ただの少女ではないと、悪魔のような女だと、女ではないモンスターだと、納得できた気がする。

あのね、なんで消化できないのか考えてたんですけど、私はこの監督に、ラース・フォン・トリアー監督と同質の何かを感じていて、その何かっていうのが、男嫌いの女主人公を描きながら、結局、ミソジニー(女性蔑視)もしくは女嫌いを浮き彫りにする傾向があるよな、ってことで、

いや、ラースは好きだし、中島監督作品にも、好きな作品はあるんだけど、今回はミソジニーに振り切れた気がするんだよね。それがちょっと悲しかった、というか。

レイプを女のせいにするな。
女っていうか、被害者のせいにするなよ。

R15指定にこだわって、高校生に見せるイベントをするなら、そこなんとかならんかったのかな、原作を改変してまで、女のほうが誘ったんだ、誘われたから仕方なかったんだとするのが、どうしても納得いかなかったよ。

"ボク"がレイプされたのは、加奈子に恋心を向けたから、加奈子に性的な目を向けたから、加奈子は不快に思ったんだろうなあ、理不尽だけど、自分がヤられる前に男たちにヤらせたってことかなあ、だからってレイプしていい理由にならないけど、童貞の夢をブッ壊す女って怖い、でもある意味爽快だわ、でも最低、かわいそう、男でも女でもレイプはつらい、つらい、つらいね、

と、"ボク"にも加奈子にも感情移入しながら見ていただけに、加奈子が最初にレイプされた、加奈子が加奈子になった理由が曖昧にぼやかされたのが、納得いかなかったよ。

なんだかなあ。
この妻夫木めっちゃ好き
リズム感のいい映像が音楽と相まって、テンポよく進みました 挿入歌がほんとうにいい… ストーリーもですが、キャラクターが何よりもキレキレです
AtsushiIto

AtsushiItoの感想・評価

4.0
イカれてて面白い!この役所広司は観た中でベスト!
テンポが好き。最後があっさりしすぎてたかな。
あいり

あいりの感想・評価

3.5
演技最高に上手いし演出も素敵すぎるし展開も上手いし本当に作り込まれた作品だな、と思いました。
話はついていくことはできるけれど少しごちゃごちゃしすぎかな…と感じました。起承転転転転みたいな感じに思えた🤔結局え、へえ、そか…みたいなもやもやした終わり方だなあと私は思いました
りん

りんの感想・評価

2.2
ただグロさが強い
NNen

NNenの感想・評価

1.6
合わなかった…
ぬん

ぬんの感想・評価

2.9
狂気な人たちという枠でみれれば狂いすぎてていいと思った。(けど、私には難しかった)
常盤

常盤の感想・評価

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後半とても眠かった 映像ありきで中身がすっからかん
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