コーエン兄弟の、しっとりした感じの方の作品。オスカー・アイザックの歌がとてもうまい。映像は安定の美しさ。ルーウィン・ディビスは状況は大きく変わることは無かったんだけど、このお話の中だけ言えば、猫ちゃ…
>>続きを読む世間から見ればしがないフォークシンガーのとある1週間。「人生は選択の連続である」という言葉があるが、些細な選択も連鎖的に間違い続けてしまうようなルーウィン。家もなく、友人知人の家を転々としながら生活…
>>続きを読むなんでこんなに面白いんだろう。金なし家なしで知り合いの家を転々と泊まり歩く売れない歌手。負け犬がただひたすら負け続ける映画
低彩度で寒さと寂しさをまとうニューヨークの街、ひたすら報われない厳しい世…
ボブ・ディランがフォークソング/プロテストソングで、スターダムを駆け上がった60年代。その影で、一人の無名のフォークシンガーが「ガスライトカフェ」に出演していた。それがルーウィン・ディヴィスである。…
>>続きを読む以前から観たいと思ってたコーエン兄弟作品。中盤くらいまでは凡作(だけどコミカル)なストーリーが続いていきますが、中盤以後の夜の道中と謎の男は「得体の知れない怖さ」を得意とするコーエン兄弟映画って感じ…
>>続きを読む再見。
なまえのある男、なまえのない猫、なまえのある歌、なまえをもてない胎児、なまえのある猫、なまえのない男。
撮影ロジャー・ディーキンスじゃなかったのか。うまれてくるかもしれない子どもは、いず…
主人公が日本の私小説みたいな無頼者で良かった。猫に頼りすぎてる気もするがちゃんと演技してるので許してしまう。
変な声で歌う男がアダム・ドライバーで笑ってしまった。
【メモ】
『ストレンジャー・ザ…
1961年、ルーウィン・デイヴィスは、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジに住む売れないフォーク歌手だった。ある夜、とあるカフェで演奏した後、彼はカフェの裏通りで見知らぬ男に殴られた。別の日、元カノ…
>>続きを読むフォークソングで飯を食ってるダメ男の何日間を丹念に描くコメディドラマ。
まずは一言、猫は正義。
序盤から中盤にかけてはトゥルーグリッド並みに真面目なテェイストというか
コーエンらしからぬ作りである意…
ルーウィンは、才能はあるものの芽が出ないフォーク歌手。
決まった住居も無く、知人の家を泊まり歩く生活をしている。泊めてもらった大学教授の家の飼猫を逃がしてしまったり、期待を掛けてもらい、色々お世話に…
Photo by Alison Rosa ©2012 Long Strange Trip LLC