ゼロ・ファイター 大空戦の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ゼロ・ファイター 大空戦』に投稿された感想・評価

黒澤明の秘蔵っ子森谷司郎監督がデヴュー作にして大ホームランをかっ飛ばした。痛快にしてドラマチックな航空戦争映画の傑作中の傑作で、空の独立愚連隊といった印象。新任隊長加山雄三は、沈着冷静な合理主義者で…

>>続きを読む
日下勉

日下勉の感想・評価

4.0
物語としてとても良くできていて、最後まで惹き付けられた。合理的思考の加山雄三と情熱だけの佐藤允の対比が良い。
夜間飛行時のプロペラの光具合、スコール時の飛行なども見どころ。
karin

karinの感想・評価

4.7
昭和の零戦映画の中では一番の作品。現代によくあるお涙頂戴の反戦映画を全否定するわけではないが、やはり心躍らせるのはいつだってこういった映画なのだ。

三船まぐろ映画『怒涛一万浬』の併映
東宝初の零戦題材モノクロ映画

円谷のミニチュアがまた大迫力で、空中戦も地上の爆撃も爆風を感じるようでした!

パイロットたちの個性も豊かだし、整備班長や参謀たち…

>>続きを読む
tych

tychの感想・評価

3.6

1966年 モノクロ 92分 森谷 司郎監督 円谷 英ニ特技監督作品。2次大戦中 1943年 ブーゲンビル島の航空隊に新隊長(加山雄三)が赴任してくる。「大和魂で飛行機は飛べません」「合理的な作戦を…

>>続きを読む

加山雄三は英雄パイロットでありながら日本軍に批判的で、「大和魂が燃料になりますか、鉄が切れますか」と上層部に真っ向から反発する。
それに対する佐藤允は喜八映画っぽい豪放磊落なキャラだが、加山雄三と良…

>>続きを読む

特技監督が円谷英二だから航空シーンは活劇として見応えがあるし、これを見て零戦が格好いいとなる感覚はわかる。冷静な加山雄三と熱血漢の佐藤允の対比も良い。この作品はあくまでエンタメなので何も問題はないけ…

>>続きを読む
航空隊映画では一番面白い!!!
佐藤充は陸軍のイメージだけど
空の佐藤充も最高だた!
mh

mhの感想・評価

-

やすいタイトルだし、加山雄三主演だし、そんな面白くないんだろうと思って再生したら、かなりよくってびっくりした。
ブーゲンプル島ブインのゼロ戦基地の航空隊が舞台。
零戦とロッキードP38(三胴の機体)…

>>続きを読む
ミノリ

ミノリの感想・評価

4.0

南方戦線の零戦乗りたちを主人公とした戦争娯楽作品。ところどころ笑えるシーンがありながらシリアスな場面もあり、テンポ良く進んでいく。森谷司郎監督の初監督作品というが、クオリティ高い。
知的で冷静な九段…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事