食肉加工業となれば被差別部落の問題が浮かぶが、映画の舞台となる北出精肉店にもやはりそれを避けては語れない歴史があった。
出自から謂れなき差別を受けながら代々従事してこられたであろう食肉加工業(北出…
牛の飼育から屠殺、販売まで行う 大阪のある精肉店一家のお話。
序盤は精肉店の暮らしの話。途中からは被差別部落の話も交えて。
屠殺業って歴史的に被差別部落の生業だったんですね。
殺すとは言えないよ…
牛をわる。
屠畜場をそして牛の屠畜を初めて見た。
牛の脳天を叩いて牛が倒れるところから衝撃でした。
全国水平社の宣言をみて自分達の境遇がわかった。というようなことを言っていて驚いた。今では信じら…
冒頭、連れてこられた牛が脳天かち割られて勢いよく足元から崩れ落ちる瞬間はやっぱりびっくりした。
かと言って、映像のインパクトに頼るのかというとそうではなく、屠畜にまつわる命の話、部落差別、地域コミ…
すき焼きの肉を追加でたべようとするとき、
「これが肉屋のいいところやんな〜」
って家族で笑っていたのがすごくいいなとおもった。
肉屋であることを、肉屋をやってきたこを、家族で祝っているみたいで…
20181125
期待以上に好きなドキュメントだった。
屠畜、部落、太鼓、他、北出家の話。
北出家の人々があったかくて良い。
太鼓作りや盆踊り、皆揃っての食卓など、昭和を思い出してほっこりする。
冒…
職場に『うちは精肉店』を入れてから何年も経って、ようやく観に行くことが出来た。終了後、私は出来上がったものに囲まれ過ぎている、と感じた。
白黒の写真集でもびっくりしていた自分にとって衝撃のオープニ…
冒頭、衝撃のと畜シーンに唖然とする間もなく北出精肉店の日常が淡々と流れ始める。精肉店のはなしだけじゃない、被差別部落、岸和田だんじり、老いも若きも男も女も、すべてが繋がっているいいドキュメンタリーだ…
>>続きを読むまさか盆踊りを見て涙を流す日が来ようとは……
上質なドキュメンタリーを見た。
星10あげたい。
牛を連れてくるおじさん。そしてのっけから額をぶち割る映像。
ガクーン!!と崩れ落ちる大きな牛。
…
「命を頂く」「被差別部落」の二つが絡み合ったテーマになっていました。
私は大阪出身ですが、私の世代(30代前半)だと、地域にもよると思いますが、あからさまな差別はあまり感じずに育ちました。それだけに…