2015/12/17@ K's Cinema
死んだように生きる男女2人が出会ったらどうなるか。恐るべき絶望の物語。
地方工業地帯の閉塞感をバリバリ感じるロケーション。そしてドラマを生む装置として…
ピンク映画強化月間その3
瀬々監督の作品は今まで正直言って苦手だったんだけど、この『雷魚』はすんなりなじむことができた。要は、苦手だったポイントというのは頭のどっかに「ロケーションや構図はすご…
今や邦画界を代表する瀬々監督の出世作予算は600万円で、6日間の撮影 形態は新東宝のピンクだが同年のピンク大賞から本作は外されたため、厳密な意味ではピンク映画とは言えない。この作品は、1987年に起…
>>続きを読む伊藤猛追悼上映会で見た。上映後のトークショーでは瀬々監督の盟友に対する思いを感じた。
周りを見まわすと、バーチャルな世界を描く映画ばかり。そんな中でピンク映画だけがリアルな世界を描くのか…なんてふ…
なんだこの作品は。
ホテルお風呂の赤いタイルの色が、全体の青緑がかった映像と響き合ってて印象的だった。内容についてはふぁっ!?て感じだった求められているときから殺害までだけが生き生きしている。雷魚は…
ここまで濃密で、深淵なる作品を六日間で撮影したことに衝撃を受けた。
映像感覚は今まで観た監督の中だと黒沢清に近い気がするが、話の内容というか深みがそれを遥かに凌駕している。
ここまで多様な解釈がで…