原題『エンジェル・ダスト』 (1994)
監督 : 石井岳龍
脚本 : 生田萬、石井岳龍
撮影 : 笠松則通
編集 : 松尾浩、石井岳龍
音楽 : 長嶌寛幸
出演 : 南果歩、若松武、豊川悦司、他…
洗脳が無双すぎる。
主人公は、全編ある人物に無抵抗で翻弄され続けてしまうので、カタルシスを感じれなかった。そしてラストショットで勝ち誇った笑顔を見せつけられ絶望を感じる胸糞作品だった。
死んだ被害者…
このレビューはネタバレを含みます
コイツは。犯罪を助長しかねない問題作。94年だから、オウムより前だよね?先見性がハンパない。同時に怖い怖い。マインドコントロールとか、逆洗脳とか……。石井監督にしてはソフトが出回ってないのは、そのせ…
>>続きを読むDVD廃盤でプレミア付いてて、レンタル屋にも置いてない、配信もない。90年代に撮られたサイコホラーの中でも、かなりヤバい作品なのに、あまり観られてない現在の状況が勿体ないと思う。
映画公開の翌年に…
94年で女性を主人公としたサイコサスペンスだと『羊たちの沈黙』からインスパイアされてるかなとは思うけど、洗脳を軸とした物語構成や不気味な東京の映像が90年代の殺伐とした東京を映しだしていてとても怖い…
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