ユメノ銀河の作品情報・感想・評価・動画配信

「ユメノ銀河」に投稿された感想・評価

サスペンスなんだけど、静かな静かな映画。
モノクロで淡々と進む美しく芳しい画面。

あー、あんなことになんなきゃ、小嶺麗奈はキレイだったのになぁ
sugar

sugarの感想・評価

4.5
全編モノクロで撮られた圧巻の映像と抑制された音による、神経が研ぎ澄まされるような美しさ…素晴らしかった。
謎めいた恐ろしさを纏う妖しい男、少女の囁くような話し方や、ただならぬ静寂が創り出す幻想的な世界に魅了される。
美しく危うい二人を息を潜めて見つめては溜息をついてしまう。
沈下

沈下の感想・評価

3.0
白黒の映像美。おそろしく美しい恋
こういう謎めいた男をやらせたら逸品の浅野さん。
原作は夢野久作の連作短編『少女地獄』より《殺人リレー》
連続殺人鬼かも知れないバス運転手に真相を探る為に敢えて近付いて行く女車掌という一応はミステリーだけど原作そのものが他の夢野久作作品に比べてちょっとマトモ過ぎるというか普通すぎるのであんまり興味持てず。
みんな大好き嶋田久作さんがその芸名の元にもなった明らかに作者・夢野久作と思われる謎のバス乗客「黒トンビコートの男」役。
因みに嶋田久作さんはHPラヴクラフトにも似てる。
なので芸名候補として「島田ラヴクラフト」もあったとか。

数少ない夢野久作の映像化作品で『少女地獄』三編は本作と日活ロマンポルノで《火星の女》が映画化されてるけど一番好きで夢野久作の短編の傑作《何でもない》だけが未映像化。
少女地獄《何でもない》は『ドグラ・マグラ』と並ぶ夢野久作の最高傑作だと思うので是非映画化して欲しい。
脳内妄想キャスティングでは
主役の病的嘘つき少女・姫草ユリ子=浜辺美波
狂言回しである臼杵先生=ここは可也かっこいい人で長谷川博己
その探偵趣味がある妻=吉田羊
冒頭に登場する謎の医師・曼荼羅先生=嶋田久作で。
sasa

sasaの感想・評価

4.5
回想による時系列の反復や、線の粗いモノクロのタッチが実に幻想的で、夢野久作の世界観が見事に表現された作品。無音と有音、ノイズとハーモニーの使い分けによる音響効果が秀逸。
静かで幻想的で冷やっとしていてずっと眺めていられる。
石井岳龍のこういう女の子を主人公にした映画が好き。
『蜜のあわれ』も好きだし。

若い浅野忠信の浮世離れしてる感じがぴったり。
そして小嶺麗奈にもこんな良い時代があったのね…
ゆる

ゆるの感想・評価

5.0
ゆっくりと、永く静かに穏やかでない空気がめちゃくちゃ、すきだった
間が何とも言えず独特でいつの間にかそのリズムの虜になってしまった。映画にはびこる整ったリズム感を一撃で崩してしまう(褒め)浅野忠信の話し方や身のこなしにやられる。モノクロでみる浅野忠信、芸術のように美しくて 危険の域...........
筆で書かれる煌めく綺麗な字、手紙の口調や声の質感、古いバスや電車など、時代感が醸す趣きもまた。完璧なまでのこのノスタルジア、作られたものなんだ....!

自分的にも俯瞰になろうとしてみても自分ではマイナス点が見つけられないので5点
NAIMA

NAIMAの感想・評価

3.0
原作を上手くなぞってはいるかな

ちょっと出の嶋田久作が頭から離れない。
映画男

映画男の感想・評価

3.0
石井岳龍がパンク映画の反動でつくる(ようにおもえる)甘ったるいお伽話みたいな映画はだいたい好きになれない。かろうじて「水の中の八月」は良い映画だとおもうけど。
kty

ktyの感想・評価

3.5
小さい頃の記憶で、おぼろげながら、こんなバスが走ってた昭和40年代中頃、断片的な記憶しかない世界。
そのタイム感が潜んでいる本作。

車掌さんのヒロインのつぶらな瞳、
浅野忠信の無言の圧、
メロディーを廃した控えめな音響効果、
アンティークなバスの風情、
詩情の漂うモノクロの異世界観、

ずっと前に観て意味不明だった作品。

正直、やっと自分の観賞眼が、作品に追いついたかと思ったけど、昨日の睡眠不足のせいか、途中で、すーっと眠りに落ち、気がついたら、ちようど終わったところでした。

この感覚、ずっと昔、キース・ジャレットの『フェイシング・ユー』というレコードを聴いてて、すーっと眠りに落ち、気がついたら、最後の曲が終わって、トーンアームが上がっていた感じと似てて不思議、、、

また何年かしたら、観てみよう。
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