女は嫉妬心さえなければ世界を支配出来る、と昔誰かが言った。
ギリアン・フリンの全米ベストセラー小説を映画化。やっと観れた。
私の中でロザムンド・パイクは『プライドと偏見』ジェーン役のイメージが固定…
女が持つ濁流のような欲望の前に、男が守ろうとする清流などは、それこそが嘘に満ちている。それらは枝分かれしながらも、再び合流し、強い奔流となって押し寄せる。
こうした背反のなかに立ち現れる一瞬の静け…
10年振りぐらいに再鑑賞。
「悪妻」「恐妻」と呼ぶには生易しすぎる、クレイジーな妻に戦慄する作品。常軌を逸した彼女の行動の動機はただ1つ、夫を支配すること。それがかなわなければ、精神的苦痛を与えた…
©2014 Twentieth Century Fox