女学生ゲリラの作品情報・感想・評価

女学生ゲリラ1969年製作の映画)

製作国:

上映時間:73分

ジャンル:

3.2

「女学生ゲリラ」に投稿された感想・評価

女が乳丸出しで無骨に突っ立ってるっていうイメージ、60年代アングラの鉄板という感じがする。他の時代じゃ成立しなさそう。めちゃくちゃテキトーなこと言ってる。

あとオープニングの君が代アレンジ、良い。
キよ4

キよ4の感想・評価

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音楽が好き
ゲリラというよりピクニック気分?違いますね笑
若さ(と性欲)をもてあました高校生が、反体制を唱え遠足気分で卒業式をボイコットするも、大人たちからは大して相手にもされずに、大自然の中でセックスに明け暮れて、そこに飛んで火に入るアレな人も加わり、もうなんだか意味がわからない。軽やかな行進曲に乗せられ、なんとものどかな雰囲気なストーリー展開は、流行の学生運動に触発された理念を声高らかに叫ぶ彼らの薄っぺらさが際立つ。相手のいない一方通行の抗戦はおままごとでしかなくて、結局は思春期にありがちな、ありあまるエネルギーをセックスという正しく平和な方法で発散しているという点において、めでたく健全な映画と言っても良いのだろうか。

軽いアレンジの効いた「君が代」のメロディーで始まるオープニングは秀逸。途中、川で水浴びするシーンが『イージーライダー』みたいだった。

足立正生は『堕胎』『性地帯』に続いて3本目だが、音楽の使い方が好き。それと、割と適当なセリフ回しと、いかにも素人ぽい感じで「畜生!」「このやろう!」とか叫んでる女子高生。

2016. 78

このレビューはネタバレを含みます

10月25日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『女学生ゲリラ』(足立正生)鑑賞。好きとおおっぴらには言い難いけど、個人的にはかなり好きな映画。政治的な方向性は一先ず置いといて、全体に濃密に漂う死の香りとセンチメンタルさにやられた。 https://pic.twitter.com/EbxeZPW1ye

posted at 22:22:52

10月25日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『女学生ゲリラ』① とにかくロケーションが最高で、卒業証書を学校から盗んだ男女5人が山奥の川辺に閉じこもって、そこにいた狂人の男も絡んできて現実と妄想の境目が曖昧な映像が続くんだけど、もうこの場所自体があらゆるものの境目が曖昧になっている、その間隔がちょっと怖くて素敵だった。
posted at 22:26:00

10月25日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『女学生ゲリラ』② 昔、高野悦子の『二十歳の原点』を読んだのがきっかけで学生運動について少し調べたことがある。当時一応「若者」だった自分にとって、若者が過激な政治活動にのめり込んだ時代があるというのが不思議に思ったのが理由。思想としては肯定しないけど。
posted at 22:29:00

10月25日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『女学生ゲリラ』③ 日本のある時代に置いて、反体制的な政治活動とセックスが結びついた時代があって、それが青春だった時代がある。で、50年近くたった今、かなりの部分で政治性をはぎ取った画面を観ることが可能になる。すごくセンチメンタルに映る。
posted at 22:32:26

10月25日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『女学生ゲリラ』④ スピッツの草野マサムネさんは「ビー玉」という曲をATGで使われていた曲をベースに作った。多分若松孝二監督の『処女ゲバゲバ』のことだと思う。『処女ゲバゲバ』と二本撮りで撮られた本作。後の世代の人から見れば「死」の香りに惹かれて破滅へ進む若者のセンチメントが残る。
posted at 22:36:12

10月25日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『女学生ゲリラ』⑤ この映画を通してある種の思想を観客に植え付けようなんて作り手も多分微塵も思っていない。ただ、1969年のある空気をフィルムに刻みつけようとしている。そしてそれは成功している。そこに現代への通奏低音があるかと問われたら、あると思う。『リバーズエッジ』に通じる。
posted at 22:40:18

10月25日@otsurourevue
乙郎さん@otsurourevue

『女学生ゲリラ』観て思ったのって、多分野島伸司はこの映画を観ているなってこと。卒業式に参加しない男女という構造はドラマ『高校教師』にも通じる。てか地上波のドラマでATG映画の影響を表明して、しかもそれが高視聴率をとれていた時代、恐ろしいと思うけど。
posted at 22:42:30
アン

アンの感想・評価

3.3
「チクショウケダモノめ!」
「じゃあお前は人間なのかよ?」
彼女達には「セックス」さえも体制への反抗の手段。
半裸で女の子達が踊ってるシーンと倒れてる男達を明子がセックスで奮い立たせるのシーンが印象的だった。
足立正生特集にて。

何でこんなにも女性のヌードとセックスシーンが出てくるのかなあ、と思って観てたら性衝動=ゲリラへの衝動のメタファーなのかな〜と思いました

ゲリラ(「負けると分かっていても覚悟を貫き通すんだ!」と語る)への参加は、負けたときにやっていることの意味が分かる(作中例:数学のテストで悪い点を取った…)ものだけど、
(次のテストではその反省を忘れているように)その参加は抑えられないもので繰り返してしまうものである…っておそろしい。

頭がおかしくなった自衛隊かぶれ?のおじさんが出てきて学生たちからバカにされますが、
あれはおじさん=観客、ゲリラを馬鹿にしている観ているあんたらこそ気が狂っているんだ、ともとれます。

「あんたらも同じだからなー!!」と生徒会長たちへ訴えかけるゲリラ学生の言葉に思わず観客たちはびくっとするのでした
藤原聡

藤原聡の感想・評価

3.0
まあつまらんけど足立正生ってのに意味がある