日本解放戦線 三里塚の夏の作品情報・感想・評価

日本解放戦線 三里塚の夏1968年製作の映画)

製作国:

上映時間:105分

3.7

ナレーション

音楽

『日本解放戦線 三里塚の夏』に投稿された感想・評価

いたたまれない表情の機動隊に対してラストのはつらつとしたお母さんの語りがめちゃくちゃ良かった。様々なスティグマや葛藤を抱えながらも根本には対話の姿勢があったように見えた。
takeit
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このレビューはネタバレを含みます

最初の砂嵐に消えていく畑が、小津の撮った大和の畑の対立項に見えた

意外とナショナリズムというか、戦前の名残がすごい
戦中の軍事訓練の身体技術が再領有からされているような
イデオロギーも再利用されて…

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須見
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いや、そうか。三里塚シリーズの一作目て、こんなに錯綜してるんや。無論、左翼学生が関わりを持ってたんは知ってたけど、一作目ではこんなに出てくるんやな。ほいで、やっぱ左翼って弱いというか思想はあるけど、…

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観たけど記録してなかったやつ。
ここで言うことなのかアレだけど、うちの父親はモロ三里塚世代で、私が三里塚の話を聞きたがるとものすごく嫌がる。口にもしたくないらしい。あまりにもつらすぎて話したくないん…

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4.2
農民とは何か。第九がこんなに似合う日本映画は存在しないと思う。
H
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ただなかに放り出され、巻き込まれていく撮影者の身体・わたしの身体
y
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このレビューはネタバレを含みます

これはドキュメンタリーのツラをしたプロパガンダ映画だ。(それが良いとか悪いとかではなく、作り手の立ち位置として。むしろこちらはハナからプロパガンダだと思って観ている。)

 本作は成田空港建設にあた…

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高速パンや、群衆にグイグイ入り込んでいく手持ちカメラがなど仁義なき戦いを思わせる、純然たるアクション映画である。

一昨年の「理大囲城」を想起した
もの凄い出来事を撮影しているのに、どう撮っても胸熱な画になるはずなのに、とても淡々と冷静に流れていくのが凄かったー

手のクローズアップ
もみくちゃにされながらも回されるカメラ
カメラマンAが逮捕、カメラマンBの登場で沸く劇場
武装と連帯、同じ恐怖ふるえを共有する
目をきらきら輝かせながら語る母
機動隊の人らも母の…

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