【クソガキが見てはいけない映画】
文豪・永井荷風の耽美的小説「四畳半襖の下張」をヒントに映画化した作品。
大正時代に起こったロシア十一月革命、富山の米騒動、万歳事件の様子をセピア色の写真…
神代辰巳監督の日活ロマンポルノ時代の代表作。
わいせつ裁判で有名な「四畳半襖の下張り」の映画化と聞いて、どれだけエロいのか、と思いましたが、AVとか見慣れた目にはソフトです。
舞台は大正七年
袖子…
☆廓のセット、芸妓や幇間の所作、帳場や座敷の小道具など1973年のにっかつでは、しっかり再現できたんですね。
☆ミニ群像劇(宮下江角パート/絵沢芹パート/丘粟津パート)のマルチプロットで、それぞれが…
永井荷風 X 神代辰巳。あでやかな様式美。エロスと諧謔。エクスタシー 対 軍国主義、官能と大正デモクラシー(「じゃあ、ふたりの中を取って、デモクラシー、ちょっとだけ」)。宮下順子 X 江角英明・・・…
>>続きを読む置き屋のバトル。順子さんと英明がずっとまぐわってる。絵沢さんが裏で場を掌握する。並走する人力車のドリーが凄い。最期はもう大正とか関係なく、自動車が映り込もうが走る動作こそが命。芹さんが汗だくでやって…
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