喜劇 特出しヒモ天国の作品情報・感想・評価

「喜劇 特出しヒモ天国」に投稿された感想・評価

關ナミ

關ナミの感想・評価

5.0
●爆笑なのに涙出ちゃった
●いちいち歌がめちゃくちゃいい
●寺の隣の狭い家で、女とヒモとみんなで寝るごったごたな生活の上で、マイノリティ問題を笑いと温もりで嵐のように奪ってく、本当に凄い映画
●愛すべきうるささ
●友人と見ても楽しいです
Hero

Heroの感想・評価

5.0
女が曝け出す性で生を受ける男、死するものがあれば生まれてくるものもいる、喜ぶやつを見て怒る人もいれば、哀しむ者を見て楽しむ客もいる、+を生むのは決まって−だし、凹めば凸って、飯食って穴に竿挿して寝る、人の営みというものはこうして繰り返されると。アル中、聾唖者、性転換、子供に老人、デブにブス、底辺から抜け出せない負け組が自分で自分の身体を売り銭を儲けて何が悪い。無気力で不摂生な細すぎる身体をくねらせ踊り狂う芹明香には『㊙︎色情めす市場』が色濃くだぶるし、雪が降りしきるなかその豊満な身体でヒモ男山城新伍を抱き寄せる池玲子の母性は止まらない、ヤニで茶色く黄ばんだ下歯を突き出しこの世の真理を説き伏せる坊主の殿山泰司はこれまでにない最高の脇役。今話題の『ボヘミアン・ラプソディ』の 「We Are The Champions」を軽く凌駕する、護送車の柵を握り締め美しき京都の街並みを睨みつけながらの「黒の舟歌」の大合唱から得られるカタルシスは前者のおおよそ15倍。聾唖の夫婦から生を受けた赤子が渾身の力で振り絞った産声が響くとき世界は逆転する。哀しみを伴わない喜劇はただの茶番である。
今作は紛れも無い本物。

《女たちの街
「色」と「花」に彩られた文芸映画の世界》
tarouman

taroumanの感想・評価

3.0
神保町シアター
わあーわあーぎゃーぎゃーうるさい限りの本作だが、謎の活力に彩られる。
最初は池玲子さまの映画と思ったが、途中から芹明香ねえさんが爆発。「アタシが死んだらアルコール漬けにしてえ」とか黒の舟歌で送る追悼ストリップとか目が離せません。
聾唖のカップルを切なく見守り、要所要所できまる殿山泰司の説教がブルースのように心を打つ。
なんという活気だろう。墓を挟んで寺とストリップ小屋がある。説法を聴くジジババとストリップ小屋の客たちが重なる。そこからはじまるドタバタ喜劇。人が死に、赤ん坊が生まれる。ストリッパーたちの悲哀。しかし感傷とは無縁の活気。一人だけ異次元の芹明香の野性味。それに比べてヒモ男たちのダメっぷりよ!!あーいいもん見た!!!
喜劇のバカっぽさがちょい苦手なのですが、そのバカっぽさの中に不気味なニュアンスで死や生を描いてる。葬式で芹明香が踊るシーンが凄い良かった。
あと聾唖夫婦がお金のために嫁をストリッパーにさせるという闇設定をなんのなしに描いてるとことか凄いなぁと思う。
あと、あの中に子どもが共存してることとか。
何より芹明香の魅力ってこうゆうことか!と思いました。彼女はほんとに凄い女優さん。

あと上映時間が80分未満ということですな。出来事と登場人物の多さのせいで初見だといろいろごちゃついた印象!
しかしひたすらに人物たちは魅力的に撮れてる。
一

一の感想・評価

-
2年ぶりに観る。殿山泰司の説教に彩られながら流しのストリッパーとそのヒモたちが出会って別れて出会って死んで産んででオチもない話。こういう下品で猥雑で生き生きした傑作を観るとやっぱり東映だな~と思ってしまう。池玲子はいつも以上に綺麗に見えるが、この映画は芹明香のもの。輝いてる。職を転々としたあげくカルーセル麻紀のヒモになろうとかっこつけて決意する九州弁の川地民夫、交通整理のおばさんに惚れこんでモノにして舞台の指導をするも寝取られる藤原鎌足、いつもガミガミうるさくてガキまで殴るくせに人の葬式には一目散に駆けつけてオメオメと後悔の涙を流す絵沢萠子、みんな素晴らしい。
peco

pecoの感想・評価

3.8
いつも目が虚ろでダラーンとしてるローズ(芹明香)には独特の凄みがあり、手入れが終わり静かになって松下(山城新伍)と2人でいる時の神妙な面持ちも素敵。現状全く良くならないけど、ラストの不敵な面構えがカッコいい。

ベースの音がしっかり聞こえる音楽がラテンぽくも感じられて、全体的にやけっぱちな雰囲気が楽しい。
あらき

あらきの感想・評価

4.0
殿山泰司めっちゃええ〜〜
雑魚寝でみんなが共鳴?しちゃうシーン、アホすぎて好き
今は亡きオーディトリウム渋谷にて。

記憶がほぼ無いがまぁまぁ面白かった。
芹明香が細くてうにょうにょしててなんだこの女優わと思った記憶あり。
ほし

ほしの感想・評価

5.0
開巻から泣き通しなのにどうして自分が泣いてるのかさっぱり分からない。芹明香暫定ベスト。
>|