『深い静寂と沈黙の追体験』
修道士と生活を共にした監督の6ヶ月の記録。
1984年監督が初めてグランド・シャルトルーズ修道院に撮影許可を求め、16年後突然修道院から許可が下りる。
修道院の厳しい戒律…
早朝に仕事を済ませて、通勤の集団に逆らいながら神保町へ向かい、おじさま、おばさま方の長い行列に驚きながらチケットをギリギリで手に入れ、いざ大いなる沈黙へ!
この映画は、照明機材を使わず(使えず)、…
刈り込まれた頭部越しにみえる開かれた頁、
沈黙する無人の部屋の佇まい、
床に射す光と影のコントラスト、、
シーンの断片に生の営みの価値をみいだす。
山麓に位置する修道院の季節折々の風景…
修道院に差し込む自然光が美しく、視線をジャックされたかのような錯覚を覚えるカメラワーク。なるほど、修道院に自分が行ったような錯覚を覚えるわけだ。
とはいえ、音もなく淡々と進んでいく映像に劇場では寝…
何かを信じている者の崇高さや純白さを感じました。ほぼ台詞がなく、感じとる映画でしたが言わんとすることは伝わってきました。ドキュメンタリーなのに言葉に囚われない作品で衝撃をうけました。演出もカメラワー…
>>続きを読む考えさせられました。
長いので、最後のテロップになった瞬間にぞろぞろと退出者が。
せめて、まだ見ている人間がいることを考えて出るようにしていただきたいです。最後の一瞬の映像までメッセージのある映画で…