子連れ殺人拳の作品情報・感想・評価・動画配信

「子連れ殺人拳」に投稿された感想・評価

とも

ともの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!格闘シーン、スローモーションからの突きや蹴りが相手に当たる瞬間だけ元の速さに戻すのがリアル!!
とある町を訪れた流浪の格闘家(千葉真一)が、ヤクザ組織の抗争に巻き込まれている剣術使い(夏八木勲)の子供を庇っていく。千葉真一扮する仕事請負人・剣琢磨をフィーチャーしている、殺人拳シリーズ第4弾(最終作)。物語は繋がっておらず、独立している。

前作までの荒唐無稽なアクション活劇は鳴りを潜めており、乾いたタッチのヤクザ・ムービーに仕上がっている。とにかく出演陣が豪華であり、相反するヤクザ(室田日出男と郷鍈治)、敵対組織の用心棒(夏八木勲)、両陣営を渡り歩く妖女(川崎あかね)などが、ドスの利いた演技合戦を見せてくれる。

千葉ちゃんの子連れ要素が動き出すのは、終局に近づいてから。網走行きの列車に(なぜか)梅宮の辰っつぁんがいて、主人公のために一芝居打つのが抱腹絶倒。千葉ちゃんのアクション・ムーブに合わせて、通常速度とスローモーションを切り替えていく手法は、昨今のアクション演出を先駆けているように思える。

クライマックスに入ると、千葉ちゃんの日本刀さばきが全面的にフィーチャー。蹴り技を交えながら、烈火の如きコンボ攻撃を炸裂させていく。麻薬取引の顛末もイイ感じに落ち着いており、安定した満足感を得ることができる。
設定を一新したシリーズ最終作。

マンネリを打破できてるので正解だと思う。
ただのチャンバラでなく打撃を織り交ぜているのは当時としては新しかっただろうな。

主人公・坂田が空手家なのにステップがジークンドーぽいし剣術上手すぎな気もするけど、古来の空手は武器も扱えるからなのか。あと着てる革ジャンがカッコいい。

ストーリー的にはそんなに破綻もなく終始10億のヤクの奪い合いなのは良かった。

シリーズ通して無駄におっぱい出まくりで、サービスのつもりだろうけど女性の扱いがアレだなーって思っちゃう。
「父ちゃんの骨 白かったよ」
「白いに決まってんじゃねえかこの馬鹿野郎!」
のツッコミで転がる子供の体勢が最高。
じょー

じょーの感想・評価

3.7
殺人拳シリーズ4作目にして最終作。主役は千葉真一さんだが、前3作とは主人公の名前が違ったりで別の世界線。ヤクザの抗争に首を突っ込んだ空手家と子連れの剣士の話。今までと比べて剣戟要素多め。容赦のない乱闘、決闘を堪能しつつ、子供を絡めたドラマに哀切を感じました。
T1138

T1138の感想・評価

3.2
いつもの顔芸が発動されるのを期待していたのですが、番外編なのですね。
フンドシデートした彼らにできた子供かと思いました。
コォォォォォ・・・!でお馴染みの殺人拳シリーズ最終作の第四弾。

今作で登場するヤクザはパチンコやキャバレーを破壊したりかなりのやりたい放題で、手が切れたり飛んだりアクション度も高けりゃ子供も関わってくるのでドラマ度も高く、以前のシリーズよりも節操ない感じですが一番楽しめたかもしれません。60年代の健3主演の任侠映画っぽいキャラが登場するのもポイント。

いじめに遭った子供を「よく耐えた。お前の勝ちだ」という台詞が印象的。子供の扱いがかなり雑なのが気になる所ですが(笑)。
殺人拳シリーズ④にして最終作

主演、千葉真一ではあるが、主人公の名が坂田となり、殺人拳のテーマ曲も使われておらず、まったくの別物。
空手に剣術を取り入れてる。
呼吸法(息吹)も軽くする程度。
このタイトル”子連れ狼”に便乗したのか…。

流れ者の坂田は、ある街に辿り着くが、東と西に二分され、やくざの抗争が勃発していた。
その組が東田組と西村組という…。。
用心棒となる坂田。
ライバルとなる剣の達人の夏八木勲が子連れ。
無駄にお色気は多いし、中途半端なやくざ映画やアクション映画っぽい感じもある。
しかも坂田はあっさりと拉致られる。

スケールダウンしてるが、どういうわけかちょっと楽しめる…。
ライバルである夏八木とのベタな男くささが良かったり。
加えて、子供をいい具合につかってるんですね。
お涙頂戴のヒューマンドラマみたいな、ズルい趣向。
ラストがいい。

日常でも親交があったいう千葉と夏八木。
夏八木は亡くなってしまったが、こうやって観ると感慨深いものがある。
好きな俳優だった。

腑に落ちなかった”子連れ殺人拳”のタイトルも終盤には納得。
剣を使ったアクションはハイスピードで見応えあり。
千葉真一が子供をかばいながら闘うシーンで振り回されたり、放り投げられたり、手荒い扱いをしていたが大丈夫だったのだろうか…。
終盤、ちょっと梅宮辰夫が出てきますが、おいしいとこを持っていく。
『殺人拳シリーズ』最終作だが、主演こそ同じ千葉真一なものの性格も役名も違う。
しかもカラテよりも剣が目立っているしで、もはや別物。

クライマックスはカラテと剣と天津敏が入り乱れてわけわからん。
現在、ラピュタ阿佐ヶ谷で公開中の山口和彦特集にて。

子連れ狼の現代版(つっても76年制作)かと思わせておいて、主人公の千葉真一は一匹狼であった。空手の達人。男前。

ライバル役の夏八木勲が子連れなのである。剣術の達人。相当に男前。

千葉真一が流れ着いた土地は組が東西に仲間割れし抗争中。用心棒として千葉真一と夏八木勲が別々のチームに付いたのだった!!

やがて決闘し千葉真一が子供を引き受けるって流れ。と言ってもこのくだりはだいぶ終盤ですが。

千葉真一がちょいちょい子供をかばいながら戦うのですが、肝心の千葉さんの子供の扱いも だいぶ雑でぶんぶん振り回したり投げ捨てたりして、マジでチビっこ怪我してないか心配になる。。

まぁこの頃の怖いものナシの東映エンタメ映画。イマイチ爆発力には欠けますが安定感はありますよ!!

この梅宮辰夫はチョイ役ながら相当な存在感で恐ろしかったです。


山口和彦特集は…『ネオンくらげ 新宿花電車』『色情トルコ日記』『世界最強の格闘技 殺人空手』も見る予定です!!
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