聖者たちの食卓の作品情報・感想・評価

聖者たちの食卓2011年製作の映画)

Himself He Cooks

上映日:2014年09月27日

製作国:

上映時間:65分

3.8

あらすじ

人種も、階級も、宗教も関係なく、お腹を満たすことが出来る、聖地インド“黄金寺院”の 大きな団らんを体験する極上のショートトリップ・ドキュメンタリー インドのシク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院>では、毎日10万食が巡礼者や旅行者のために、すべて無料で提供されている。そこは宗教も人種も階級も職業も関係なく、みなが公平にお腹を満たすことができる「聖なる場所」だ。想像すらつかない沢山…

人種も、階級も、宗教も関係なく、お腹を満たすことが出来る、聖地インド“黄金寺院”の 大きな団らんを体験する極上のショートトリップ・ドキュメンタリー インドのシク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院>では、毎日10万食が巡礼者や旅行者のために、すべて無料で提供されている。そこは宗教も人種も階級も職業も関係なく、みなが公平にお腹を満たすことができる「聖なる場所」だ。想像すらつかない沢山の食事は、毎日どのように用意されているのだろうか? スクリーンに映し出されるのは、驚くべきキッチンの舞台裏と、それに関わる人々の一切無駄のない神々しい手さばき。もちろん、近代的な調理器具は使わず、全てが手仕事で行われている。 監督は、自らも移動式キッチンのシェフとして腕をふるうベルギーのフィリップ・ウィチュスとヴァレリー・ベルトー夫妻。黄金寺院で何世紀にも渡って続く「聖なるキッチン」のコンセプトに感銘をうけ、映画の制作を決意。訪れた人々があらゆる差別や偏見を気にせず、同じ鍋のごはんをいただく“大きな団らん”と、それを支える人々の無償の労働。その姿はファストフードやコンビニ弁当による「ひとりご飯」が当たり前となってしまった私たちに、「食」という人の営みの原点を思い出させてくれる。インド黄金寺院に古くから伝わる食卓の風景に、心解きほぐされる極上のショートトリップ・ドキュメンタリー。これを見れば、今夜の食卓は少し違って見えてくるはず。

『聖者たちの食卓』に投稿された感想・評価

インドの聖地”黄金寺院”で、訪れる巡礼者たちのために毎日10万食が無料で提供される舞台裏を捉えた、ドキュメンタリー作品。

一般的なドキュメンタリーと違って、ナレーションもなく、その代わりにインドの…

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インドシク教徒の黄金寺院。宗教階級人種問わない無料食堂。独自の食事スタイル。 10万人は余りに多く人々が溢れ返る。支える大量のボランティア達。反復される収穫料理に手荒な後片付け清掃。信仰に基づく無欲…

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4.5
着色されてないから臨場感がありより考えさせられる

起承転結もなければ、オチもない。あくまで記録としての映画であるが、なにか心に残るものがあった。

この映画は無料の大食堂をテーマに据えたものであるが、ほとんど料理やその味についての描写はなく、なんな…

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HIBARI
-
10万人の食事は、作る人数も多い!心地よくて延々と見られる。
バチバチとカメラと目線が合う人々を正面から見られるのがドキュメンタリーのいいところ。

雑誌のドキュメンタリー特集を見て鑑賞。これを観て、急遽日本から飛び出し、今アムリトサルのゴールデンテンプル現地にて感想を書いています。私も共ににんにくを剥きました。なんとも異世界な空間。観るのもいい…

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3.2
人々が平等に満たされる聖地。
5.0

音楽もナレーションもなにもなく、切ったり洗ったり歩いたり食べたり、人間から鳴る音だけ。夢中でひたすら繰り返される動作を見続ける。特にカレーが映ることもなく、人々の動作や視線にカメラが向いているのがま…

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秦冴
2.3

ドキュメンタリー鑑賞。インタビューや字幕での説明をせず10万人の食事を配給する無料食卓を配膳から片付けまで淡々と写す潔さは良し✨無償労働なのにテキパキ感が凄い!気になるのはほぼ映る人がカメラ目線で目…

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