ヘイトフル・エイトの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

タランティーノ節全開ミステリー


好きだった流れ

「死体で運んだ方が楽じゃないかね？」
　↓
「楽な仕事なんかねえんだよ。」
　↓
「なぜ絞首刑にこだわる？」
　↓
「絞首刑執行人の仕事を奪いたくないのさ。」
　↓
「立派な考えだ」

祝！ホームシアター導入！ということで、タランティーノを上映。容赦なく人が死んでいくシーンを続けてみてると、快感すら覚えてくる麻薬みたいな映画。ドーパミンどばどば！

序盤のつまらなさ。
後半から段々と巻き返していくけど、全体的に退屈すぎて巻き返しきれなかった。
あと登場人物がハッキリ区別出来なかった。まあそれは自分の落ち度だけど。
長い映画で満足度が低いともう映画観るのやめようかな、と思ってしまうから、やめてほしい。

徐々に紐解かれてくる物語の展開のわくわく感ともはや爽快に思えてくる血肉の弾け飛び、タランティーノだぁ〜と思いながら見ていた　

最初は長くて見終わるか心配だったけど、頑張って見てると後半から意外とあっという間に終わる。見てよかったとは思うけど、この作品好きっていう人は、もう映画を極めてる人しかいないと思う。極寒すぎてみんなの息が白いから、キャストの健康状態が不安になる。

豪華キャストで送る極寒の密室劇

それほどミステリーでもなかったけど
後半の怒涛の展開は最高に面白かった

六つの章からなる展開と
凝ったカメラワークと音楽で楽しめる！

ただし食事前の鑑賞はお勧めしません🚨

これぞタラちゃん映画だ！
タランティーノの良さが詰まってる。

初タランティーノ！ 腹立たしい8人の話。
まさに原題通り。
サスペンスかなあと考えながら観てたけど、そんな構えて見る必要なかった。
ラストにかけて畳み掛ける感じが爽快感ある。
黒人に対して、黒いアミーゴっていう表現が面白すぎる。

ぱっと見るかんじ長いみたいなレビューが多かったけれど、秘密暴きたくて一つ一つのセリフ確認したくなるから自分はスイッチは切れなかった。
でもって、自分もその場にいるかのような時の流れとテンポは緊張感走る
中盤から見てて、誰が生き残るんだろうと思ったけどタランティーノって割と正義が勝つなと思ったらそんな感じ。
全員悪いやつじゃんって話だけど

今の世の中にも通ずる絶対に許されない側がいるんよそれでも
ちゃんとそいつが知んで、生き残るのは正義っていう
タランティーノがワンハリでやってたスッキリ手法がここにも入ってるのかなって感じだ
もうグロいけどまた素敵な映画体験できた

2021年、22本目。

前半は雪の中と馬車でのやりとり、中盤からほぼ小屋の中で完結する映画。
それなのに尺はかなり長い。

会話だけでも楽しめるタランティーノ作品ではあるけど、後半のしっちゃかめっちゃか状態に入ってからは時間を忘れるテンポと面白さ。

血塗れの大惨事にも関わらず、意外にも後味は悪くなくて好き。