クライム・ヒートのネタバレレビュー・内容・結末

「クライム・ヒート」に投稿されたネタバレ・内容・結末

面白すぎて鼻血吹くかと思った…。



サイコパスなボブさん、すごいすき。真面目で寡黙で自分のルールに忠実で、ある一線を守れば丁寧で優しい人なのに、それを越えると躊躇いも容赦もなく人を殺すことに抵抗がない。殺した後も理路整然としてる。だからこそ怖い。
自分のルールの中で自分は一切間違ってない筈なんだけど、でも心の何処かで人とズレていることを認識してる。だから時折どうしようもなく孤独だし、自分が普通の人間に相容れない存在だと理解してる。後悔はしないけど虚無感に襲われる時もある…。それが悲しくて可哀想…。

どうしようもない孤独に落ちてしまうのかと心配したけど、傍にいてくれる犬と、彼に寄り添ってくれる存在ができそうな、希望を感じさせる終わり方でよかった。足音がボブさんの心を救った気がする。


とってもすき!観てよかった……。

***

スローテンポって感想を見たんだけど、中盤までのボブの寡黙で真面目な性格が丁寧に描かれているからこそ後半の狂気というか"彼の中の正義"って言う歪んだ部分が映えて振り幅があっていいなと思ったんだけど……。(終始押され気味の気弱な男かと思いきや躊躇いなく人を殺すサイコパスって言うどんでん返し的な意味でも騙された〜と思ったし、展開的にも気持ちよかった……)

教会のシーン(自分が歓迎されていない存在だと感じていつも遠巻きに見ている)や死体を処理する手慣れた所作とか、犬を飼うことへの慎重すぎる態度とか、言動の端々に彼の思慮深くて真面目すぎる性格が故の伏線みたいのが散りばめられてて良いと思います。いい雰囲気の女性に全く手を出さないところも彼の性格がよく表れてると思う。

いずれにせよ本当に観てよかった…。物語は決して彼が正しいとかではないんだけど(ボブもクリーンな存在ではないので)、トムハの演技も"ボブ"と言う存在の描かれ方もストーリーも最高でした。

ある意味悪いものと悪いものがぶつかって、より悪いものが淘汰されて秩序が保たれているような……必要悪みたいなものを感じる。でもそれを全肯定せず、むしろボブ自身が自分のことを"天国に行けない"と思っているからこそ、ストーリーが成り立っているような…。

毒を以て毒を制す、リアルに寄ったヴェノム亜種って感じ。
クライムすぎて暗い話が…
トムの演技は素晴らしいが、渋く作りすぎでは?
起伏のない映画になってしまってるぞ
寒くて薄暗い話。
わんこが唯一の癒し。
裏の世界に踏み込んだらそこから抜け出すのは難しいんだなぁ。
おとなしそうな普通っぽいひとが一番怖い。マフィア向きだと思うな…
しかし、わざわざ邦題つけなくても原題のままで良かったのでは?

▽きろく
アクション映画ではないから注意

トムハーディが下っ端 ていうかただのバーテンダーで驚いた 完全ギャング側だと思ってた そんな彼が働くギャング直営バーが強盗に襲われ ギャングに盗られた金を返済しなくいけなくなり…しかもヤバイ計画が絡んでいて…な話

真面目トムハーディが捨て犬拾うなんて萌え

ダークな雰囲気で ヤバイ計画がギスギスなるのに 話の細かな動機はちっちゃくてしょーもなかったりする

最後に 手を血に染めヒロインにドン引きされてしまうのはちと切ない…ハードボイルドや… と思ったら後日談でプチハッピーエンドかーい ふざけんなー笑
最初から最後までずっと底しれぬ不気味さを漂わせていて、トム・ハーディってこういう役ほんと上手いと思う。トム・ハーディの演技は、他の作品も観たい!!と思わせてくれるから好き。

それにしても、犬ちゃんに何も無くて良かった〜。ずっと犬ちゃんに何かあったらどうしようってハラハラしてました。
登場人物がみんな何かあります感を醸し出しすぎてて、ずっと緊迫感があった。
けど、その何かが予想通りだったのがちょっと残念。トム・ハーディの演技力任せだったな。
表現したいことが散らかり気味で、ラストシーンがハマってない気がする。
おもしろくないわけではないけど、トムハありきの映画だった。
一見普通の、いやむしろ多少気弱なバーテンダーかと思いきや、やっぱり普通じゃなかった。とはいえ裏の世界の人間だとしたらこの程度は普通なのか。悪意のある人間に対してのクールさとは対称的に、捨てられた犬に深い愛情を示したが、その一種のアンバランスは、あるいはこの世界の人間の典型的な性分なのかもしれない。
淡々と話が進み、淡々と終わるのかと思っていたら、まさかのどんでん返し。
闇社会を生きるボブが犬を拾って少しずつ変化していく所は温かさがあって良かった。
それがまさかあんな展開になるなんて……振れ幅がとんでもない。
ボブは一度犯した罪のせいで自分が孤独に生きるしかないと思っているからこそ、足を洗えないわけだが、そんな彼から離れないと歩み寄ってくれたナディアの優しさにどれだけ救われたのだろう?
これからもボブの生活は続いてゆく。
でも、孤独じゃない。
ロッコがいて、ナディアもいる。
嫌いじゃない映画だった。
オチがわかった上でもう一度観直したい。

終盤のボブの狂気が見え隠れしている表情には鬼気迫るものがある。
言っていることとやっていることはちぐはがなのに、目で黙らせる感が凄まじい。
ボブのやったことは許されることではないが、それでも救われた人間はいる。
その矛盾がとても好きだ。

トム・ハーディの演技の素晴らしさは褒めても褒めきれないな!
先日、『チャイルド44』も観たが、トム・ハーディとノオミ・ラパスは相性が良いんだなぁと思った。
良い化学変化を起こしていた。
『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』ものノオミ・ラパスも良かったが、こういう静かな演技ももっと観たい!
トムハーディみたくて観賞

犬と女性に優しいが、犬と女性に酷い仕打ちをする奴には恐ろしく冷酷になる主人公。
最後のトムの目が、本当に怖い。
今作はトムハーディそのもの。


今作のトムハは原題がThe Dropとあるとおり、時には“ドロップ・バー”と呼ばれる闇世界の汚い金を預かる銀行としても機能するバーのバーテンダーのボブを演じている。

序盤はそんな彼のバーテンダーとしての日常を淡々と描いており、
一見すると、暗く静かに進むストーリーは人によっては退屈に思えてしまうだろう。

クライムドラマと謳っているが、カーチェイスはないし、”ドンパチ”シーンが何度も出てくるわけでもなく、拳銃一丁持たせるだけで、一大事といった具合である。


それでも黒い幼いボクサー犬を拾ったことで彼自身に変化が現れる中、

彼といとこのマーヴが営むバーに強盗が入ったことで物語は動き出す。。。


取立て屋のチェチェン・マフィアの二人はどちらも不気味な怖さがあったし、

マーヴは借金苦で、銀行となる日に自らバーを襲おうとする等なんとも言えない小物感が出てた。

ただ何と言っても今作を観る理由でもあったトムハがよかった。


犬と戯れるシーンは気の優しい純朴な人物そのものであるが、

警官に詰められても臆することのない肝の座り方、目ヂカラ、

さらにはラストのサイコじみた言動は

まさに彼の真骨頂。



また、北欧ミステリーの名作、ミレニアムシリーズのリスベットを演じるノオミラパスが今作のヒロインを演じている。



邦題のセンスが無いものの、
隠れた佳作ではないだろうか。


トムハ好きの方、ノオミ好きの方には是非。
それ以外の方には特に勧めないでおく。
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