このレベルのC級映画が目指すべき最高到達点の1つ!パッケージ詐欺(ヴァンダムは主人公ではない)、頭を使わなくていい王道ストーリー、アクションへの強いこだわり(登場人物全員が寝技に持ち込みたがる総格思考)、そこにひと味クセを付け足すヴァンダムの悪役…最高😆
吹き替え版で観たらヴァンダムの声を藤原啓治さんがやってて、その演技テンションは完全に『ダークナイト』版ジョーカーそのもので、アクションのキレの良さとヴァンダムの顔芸も相まってとても魅力的な悪役になってた!(オマケに謎の自然保護へのこだわり)
本作のヴァンダムはかなり総格系統の寝技使ってたけど、彼のバックボーンは空手だから寝技に持ち込んでも良さが生きないのでは?と思った。ヴァンダムの寝技シーンは全体的に顔が影で隠れてたしカットも割ってたからあれはスタントマンだったのかな?
本作が2013年公開作品ということは『エクスペンダブルズ2』で無双悪役が似合うことが分かったうえでの無双悪役起用だったってことか。ヴァンダムも監督がピーター・ハイアムズなので伸び伸びと楽しく演技できてるっぽくてなんだか温かい作品だったわ👏
愛が感じられる映画って映画の面白さと関係なしに割と評価高くしちゃうよね。本作はまさしくそんな作品だったと思う。