このレビューはネタバレを含みます
レイプ被害者に取材を行い、記事を書く女・名美と、同じようにレイプ被害者に取材をするものの、記事にはしない男・村木が出会う。
無神経で無頓着な彼女の取材によって、レイプ被害者はフラッシュバックを起こし…
石井隆の原作脚本を、田中登が監督した傑作。助監督に池田敏春。「天使のはらわた」シリーズ3作目。名美と村木に鹿沼えり、地井武男。ジャーナリストの名美は、レイプされた女性の取材を進めていた。取材先で、同…
>>続きを読む倫理観や被害者への情の無さが天然全開な鹿沼えり、一人称は名美は〜で色々不安になるけど伏線をきっちり仕上げてくる田中登監督。マエストロっす。ストリップ小屋、埋め立て場、自宅…それぞれの強姦現場も胸にく…
>>続きを読むすごすぎて呆気にとられ、笑い、のちすぐに感動に打ち震えてしまった。映画ってこんなに自由で、やりきってしまっていいんだな。
愚かさ、残酷さ、唐突さ、しつこさ、美しさ。粘着と放擲、惹きつけと突き放し。
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ポルノというより異形の映画。興味本位で足を踏み入れてはいけない深淵に触れてしまった者の末路。
前半の生々しさも凄いが、後半で一転、完全にホラーな病院のシーンからどんどん展開が狂っていく。クライマック…