真夜中の妖精の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『真夜中の妖精』に投稿された感想・評価

2.4
田中登の差別と障害者の比喩として、度々登場する鶏(ニワトリ)。今回は冒頭に山科ゆりに鶏の真似をさせていてこのヒロインの立ち位置を明確に示唆している。伝説・風間杜夫ロマンポルノ出演作の一本。
菩薩
3.8

例の引き込み線に白痴の山科ゆり、他人の純潔を破壊し幸福を引き裂かないと気が済まないルサンチマン風間杜夫。止められない風間杜夫の暴力性と研ぎ澄まされていく山科ゆりの純粋さ、出会ってしまったからこそ加速…

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山科ゆりが素晴らしい。風間杜夫は他人の不幸が妬ましい、山科のカナリヤは寛容と包容力で、不幸な風間を癒す。田中登の最高作ではないが、重要な作品。
lag
4.2

路地の廃線。氷に乗って引いて回る。果実を乱雑に切り分けてかぶりつき茹で卵を潰して吸う。顔に花びらつけたまま腹出して寝息。蝋燭で炙って煤の日蝕。窓からばら撒いてむしり尽くした電話帳を握りしめて。歌を忘…

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ロマンポルノのはなぜ、高確率で最後に人が死ぬのか?

カナリヤちゃん,赤子おぶり,廃線路,オカマ集団,氷乗り引き移動,スイカ刺し割り,椿,赤モザ,押し入り,ドレスマネキン,男ドレス裂き,男飲み屋暴れ,用心棒殴り,ゆで卵握り潰し,引き止め,オカマ集団男襲…

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0
3.0
U1/16
ポルノに魂を売ったと大竹まこと当時言われた風間杜夫が熱演。熱演と本作の評価は必ずしも一致しない。白痴物というジャンルかもしれない。これずっと見せられていると当初のエロ目的が萎える。さすが田中登監督!
いろいろ狂ってる
言葉にならない

唄をわすれたカナリヤは……

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