余命90分の男の作品情報・感想・評価・動画配信

「余命90分の男」に投稿された感想・評価

megさん

megさんの感想・評価

3.6
ブルックリン橋から飛び降りながらのその短い瞬間に頭に浮かんだのは幸せな思い出だったみたいなこと、結局自死を大後悔するものだったみたいな?辺りが印象に残った。
すぐ怒りがちの男(ロビン・ウィリアムズ)が脳動脈瘤を発症。彼に詰め寄られた女医(ミラ・クニス)はパニクって、余命「90分」と適当なことを言ってしまう。余命僅かな彼は家族や友達と過ごそうとするものの、そう上手くは行かず、自暴自棄になって河に身を投げ……

原題「The Angriest Man in Brooklyn」、邦題は余命1ヶ月の某にかけたんだろう。名優による笑いあり涙ありの人生の悲喜劇を見せるコメディ・ドラマ、ってことにしたかったのか。ロビン・ウィリアムズの最後の主演作であり、彼の最期に少し被る面もあるわけだが、映画としてはもう少し何かあっても良かったな。

余命僅かな彼が急ピッチで終活しようとするものの日頃の行いが祟って全て空回り~、というフシは、コメディとして小ボケで笑いを稼ぐ範囲には留まるのだが、終盤にかけての「怒り」という感情の処理の仕方が不味い。「怒り」が問題を生み、彼の周囲から人が離れていったので、その発生源を鑑みて、感情のぶつけ方・表し方を反省するというテーマならまだ建設的なのだが、劇中で起きた問題を女医が「怒り」に任せて解決するし、ラストシーンでは彼の「怒り」を家族が継承し他人にぶつけてワッハッハ、家族団らんで大団円。まるで「怒り」全肯定、他人に思い切りぶつけてOKみたいに見せているので、コメディのノリを超えて「おいおい、本当にそれでいいのか」と思ってしまう。そりゃ人間の感情は大事だし、家族の絆は大事でしょうけども……
竜平

竜平の感想・評価

4.0
ひょんなことから「余命90分」と告げられてしまう男がその90分で自分の人生を取り戻そうと奮闘する、という話。
2014年に急逝したロビン・ウィリアムズの最後の主演作とのこと。奇しくも「死」という部分でリンクしてしまったのはなんとも悲しい事実、なんだけども、それによって今作に得も言われぬ「深み」が出ているのもまた事実。残りの人生をどう生きるか、普遍的なテーマによるヒューマンドラマでありつつ、所々コメディチックにも展開していく。ひたすら自分本位で癇癪持ちで、クレーマーとかそっち方向を彷彿とさせる厄介者の主人公をロビン・ウィリアムズが好演、そして熱演。まぁ実際にいたら本当にイヤ、というか関わりたくないタイプのおじさん(笑)。本当にずっと怒りや不満を振り撒いてるわけだけど、それにも理由というか、付随する過去の出来事があったりして、嫌われ者だけども憎みきれないという感じ。きっと「人生」そのものに対して彼は怒ってるんだろうなぁなんて。そんな彼と関わることになり、やがて自分を見つめ直していく女医に扮するのがミラ・クニス、こちらもまた好演。いろんな映画で見かける小さいおじさんピーター・ディンクレイジ、彼はやっぱり名バイプレイヤー。90分という縛りがある中で、あからさまにモタモタしてる人に対して見てるこっちもせかせかしてくるという、これは笑いどころ。ビデオカメラを買いに行ったら店員が吃音症だったとかね。そうそう、今作に於いてはちょっぴりブラックなユーモアも散りばめられていて、綺麗事だけじゃない感じがいいスパイスになってたりもする。セリフに「フ◯ック」も結構出てきちゃうってゆー。
「もう先がない」という状況になって初めて見えてくる自分自身の愚かさや心の小ささ、そしてそれに気づくからこそ本当の意味で近づける家族や他人との距離、というもの。これは非常にいい話。こーゆーのは理屈じゃなくて、単純に人として感動できる内容なんじゃないかな。あとはやっぱりロビン・ウィリアムズの最後のメッセージとも取れてしまうあたり、泣ける。彼のこれまでの演技に、最大級のありがとうを。
りゅか

りゅかの感想・評価

2.8
"ー(ダッシュ)"をどう生きるか。

⭐️常に不機嫌で怒ってばかりいるため周囲から嫌われているヘンリー。病気を宣告されて怒りまくる彼にうんざりした女性医師シャロンは、余命があと90分しかないと出まかせを言ってしまう。

公開年の2014年に急逝した
名優ロビン・ウィリアムズ最後の主演作。
ビデオレター📹のシーンとか、何だか
台詞じゃないように感じてしまう。
.
余命宣告されてからのヘンリーは、
家族や友人達に連絡取るが
今までが今までなのでうまくいかない。
宣告されてから修復しようとしても
遅いのだ。
結婚式より告別式の人数で
どんな人物だったか分かるもんね。
愛してるとか、ごめんなさいとか、
言えるときに言わないと
明日には自分や相手は
死んでるかもしれない。

「墓石にはこう刻まれる。
ヘンリー・アルトマン1951-2014。
大事なのは“-(ダッシュ)”の時間を
どう生きたかだ」

奇しくもロビン・ウィリアムズも
1951-2014。
自ら命を絶ったと聞いたときは
ビックリしました。
撮影はもっと前とはいえ、
どういう心情でこのセリフを
言っていたのだろう。

いくらイライラしてても
余命90分と言ってしまう医者🩺
いないと思うけど……。
そもそも「余命90分の男」という
邦題どうなん……。
でも原題もなぁ…。
橋のシーンは合成丸出しで残念だったな。
ほぼ遺作と考えると悲しいけど
映画としてはイマイチ。
s子

s子の感想・評価

3.3
何かにつけて激怒してしまう瞬間湯沸かし器のようなヘンリー。おかげで友人には距離を置かれ、家族とも溝ができてしまっているが、本人は全く意に介さない。ある日、病院で長く待たされた上に、診察にあたったのが主治医ではないシャロンだったことにヘンリーは激怒。そんな彼とけんかしてしまったシャロンは、頭に血が上った揚げ句に余命90分だといいかげんなことを言ってしまう。それを聞いたヘンリーは病院から飛び出し、シャロンもその後を追い掛けるが……。

やっぱり最後て家族が大切なんだね…。
最後に後悔したくないから日常の生活でも家族や友達は大切にしたいと思う。
それにしても、ビデオ販売のおじさんの喋り方のクセが強すぎて笑ってしまった🤣
見ながら残された時間を自分ならどうするか考えてしまった。
でもパニクったとはいえ、余命90分とか医者が言うのはありえない設定。
もう何捻りかあったらもっと面白くて泣ける映画になったんじゃないかな…と感じた。


2021-301
ヒロ

ヒロの感想・評価

3.2
医師の不手際により余命90分と宣告された、短気で偏屈なおじさんの話。

残された90分で何をするのかが見所の一つで、ロビン・ウィリアムズの最後の作品って思いながら観てたら少し悲しくなったがストーリーは残念ながらいまいち。
常にフルスロットルでブチ切れてるロビンウィリアムズ観てるこっちの血管も一緒に切れそう笑 ラストシーンすき
AOI

AOIの感想・評価

3.6
【余命90分と宣告された、よく怒る男の生き方】

怒りが招く不幸な結果は多く、アンガーマネジメント的には「腹が立ったら数秒ステイ」は原則

しかし、街中でたまに見る怒っている人は、怒りで心を保っているのかもしれないね

ありえへんエピソードは多めだけど、生き方のヒントをくれるライト感覚の作品

ロビン・ウィリアムズさん出演の作品は、たいせつなことを気づかせてくれる作品が多い
観る側と演じる側では、その感覚も違うのかな
Yui

Yuiの感想・評価

3.2
いつも不機嫌で怒ってばかりの癇癪持ちのヘンリーは、病院へ行ったある日、主治医ではないシャロンに診察され怒り爆発。それにシャロンもブチ切れ、彼が重い病気だとうっかり告げてしまった挙げ句に「余命90分」だと出まかせを言ってしまい…。

久しぶりにロビン・ウィリアムズが観たくて。

「余命90分」というぶっ飛んだコメディなのに、ほっこりしたり、切なくなってしまうのは、主演がロビン・ウィリアムズだからなのかなぁ。勝手に彼と重ねてしまう部分もあるし、彼の切なく見える瞳のせいなのかもしれない…。

ふざけた設定ではあるものの、人はいつ死ぬか分からないし、死ぬと分かった時にやり残したくないと思う事は何なのか、それを常日頃から心がけるべきなんだよなぁと思わされた。でも、生きてるとつい忘れちゃう。人間ってそういう風に出来ているのかな。

それにしても癇癪持ちは嫌だ。笑
穏やかな人が好きだけど、「怒り」でしか感情を表現出来ないんだとしたら、それは悲しいし、分かってあげたいと思う。でも私も結構短気なので待てない気もする。笑



2021-140
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