アナライズ・ミーの作品情報・感想・評価

「アナライズ・ミー」に投稿された感想・評価

kanz

kanzの感想・評価

3.5
デニーロが笑う
デニーロがボケる
デニーロが泣く

もう動いるだけで幸せになる
もう動いてるだけデニーロ!
“俺はパニックなんか起こすタマじゃねえ!ただちょっと気持ちが不安定なだけだバカ野郎!by ロバートツンデレーロ”

マフィアのボスのデニーロが日々の抗争の疲れからパニック障害を患い、嫌がる精神科医に無理矢理治療させるコメディ。

ツンデレ。その一言に尽きる。
ヤクザのプライドから自身が心の病に侵されてるなんて恥ずかしくて誰にも知られたくないデニーロが、
精神科医のビリークリスタルを恫喝しながらも治療に感謝する様子は極めて現代ツンデレにリンクしているのではないだろうか。


ヤクザ映画=ドンパチあるいは軍団抗争、という売り方とも違うし、タランティーノ映画みたいにユーモラスなバイオレンスってわけでもない。

純粋に可愛いデニーロを楽しむ映画。
HarryT

HarryTの感想・評価

4.0
デニーロが楽しくやっている。ビリー・クリスタルの映画らしい展開。こっちも楽しく観られます。太った子分がいい人。
しんご

しんごの感想・評価

3.7
「ゴッドファーザー PART2」(74)のヴィトー、「グッド・フェローズ」(90)のジミーを思わせるオールバックで大物然としたデ・ニーロ。そんな彼が画面に現れ「また血生臭いマフィア?」と誰しもが思うであろうイメージを逆手に取ったコメディ映画。

パニック障害に陥った傍若無人なマフィアのボスであるポールが弱気な精神科医ベンを無理やり治療に巻き込む話なんだけど、とにかくこの2人のキャラ対比が奇跡的とも言える化学反応を起こしている。ベン役のビリー・クリスタルの小市民演技の巧さと可笑しさが絶妙で、頑張って毅然とした態度をとった直後に水槽に落とされて脅迫されるシーンでは涙が出るほど笑った。

マフィアという「人に弱味を見せられない」立場ゆえにパニック障害治癒の目処が立たない構図は「英国王のスピーチ」(10)にも通じる所はあるが、本作はコメディなのでその辺りの掘り下げはライトに抑えられあまり悲壮感なく描かれている。

全体的に王道な感じで安心して観られる作品。ちなみに、続編はかなり失速しているので未見の方はこれだけ観れば充分かと思います。
安定感あるコメディ😀

テンポ良い会話劇がクセになる🐻
主演2人のコメディセンスが光ってますな😀

週末深夜にのんびり見たい一昨🙋‍♂️
ギャングの親玉役のデニーロが、精神分析医のビリー・クリスタルとしっちゃかめっちゃかする映画。めちゃくちゃ笑ったし、最後はほっこりした。かわいいデニーロを観たい人におすすめ。
TAKE

TAKEの感想・評価

3.1
昨日『映画好きズ』と映画について、牡蠣食べながら話してたんだけど、『この映画のこういう表現が素晴らしい』『ここを長く撮ってるから良い』とかね、映画好きなんだなぁって感心してた。
僕にはその視点が無いのね。
鬼才というものを学習して得たようなタイプだから、なるほどって感心するような誰かの視点は僕からは生まれないんです。
映画観て何思うかって、ジョンがこんな演技するんだ!とか、この相手役はナタリーが良かったなとかっていうエンタメコーナーレベル。
だから、そんな視点から言わせてもらえば、この映画は、
『なにこれ、何このデ・ニーロ!?』
さぁ、今日は何を観よう…とGEOで棚を見つめる帰り道。
それは今日の晩御飯は何にしよう…という感覚に似ている。
イタリアン?
和食?
中華?

今日の気分は軽めで笑えるものを。うん、コメディだな。
そしてふと気付いたのは、棚の最上段に並ぶ「あ」行のタイトルは意外と見落としが多い事。

アナライズ・ユー?お、これは続編の方か。こっちだ。アナライズ・ミー!
99年の映画。ノスタルジックな香りがしてきたこの時代の取り零し。今夜はロバート・デ・ニーロで軽く笑わせてもらおう。

NYマフィアのボス、ポール・ヴィッティ(ロバート・デ・ニーロ)は、長引く抗争のストレスでパニック障害を患ってしまう。ボスが精神病を患っていると知れればファミリーを危険に晒してしまう。ポールは結婚式を間近に控えた精神分析医ベン・ソベル(ビリー・クリスタル)を訪ね、誰にも知られずに病気を治してくれとセラピーを受診する事に。

笑うデ・ニーロ
怒るデ・ニーロ
泣くデ・ニーロ

何せ精神が不安定なマフィア。それだけで可笑しくてお茶目。ロバート・デ・ニーロの演技の振り幅に改めて驚かされる。こんなに泣きじゃくるデ・ニーロはなかなかお目にかかれない。と思いきや首を捻った上目遣いに口角を下げながら笑う、定番のデ・ニーロスマイルも、存分に堪能出来る!やっぱりデ・ニーロ最高!

そして、しつこくマフィアに付きまとわれて私生活も結婚式も無茶苦茶に振り回されるベン。主治医としての主導権を握ろうとするも指示を聞かず、すぐに恫喝するポール。この瞬時に逆転する二人の上下関係が笑いを誘う。どちらが上でもどちらが下でもない、独特な関係が二人の友情を育んでいく、その構造が面白い。

ゴッド・ファーザーへのオマージュが溢れているのも本作の魅力の一つ。デ・ニーロ本人によるセルフパロディだからこそ楽しさも倍増!

中盤の展開が少し中弛みするものの、ラストは微笑ましくて好き。

ポールの右腕ジェリーを演じたジョー・ヴィテレリもお茶目なマフィアを好演。この映画に出てくる愛すべきマフィア達は皆憎めない奴らばかり。

大笑いとまではいかなくても、くすくす笑わせてもらえる良作でした。
milkypan

milkypanの感想・評価

3.3
ヘタレなところがある医者が強気にマフィアにかますところとか爆笑した オチも含めて
はい傑作!あざっっっす!!
マフィアのドンがパニック障害にかかって精神分析医に無理やり厄介になるクライムコメディ。
パンチの効いた脅し文句と2秒で行動に直結する短絡思考が楽しすぎる 。
‪(EDひとつで遥々2400キロ追いかけたり、突然赤子みたいに泣き出したり、言うこと聞かんからサメの水槽に放り込んだり、エディプスコンプレックスを"mother fucker"の変態野郎と罵ったり)‬

デニーロを含むマフィア映画の常連たちが顔を揃えてて90年代感も丸出し、好みにドンピシャ!

精神科医と奇妙な友情を築きながら、自分の内面や過去を吐露するマフィアのボスに人間臭さを感じれて、
この感じ奥田英朗のDr.伊良部シリーズの先端恐怖症ヤクザ回、"ハリネズミ"に通じるものがあるなww

とにかくめっちゃおもしろかった!
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