セックス・ハンター 濡れた標的の作品情報・感想・評価・動画配信

「セックス・ハンター 濡れた標的」に投稿された感想・評価

一

一の感想・評価

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米兵にレイプされ自殺した種違いの妹の敵討ちに燃えるジョージ・ハリソン(ジョージ・ハリソンて!)の面構えがイイ。安保にベトナムに、時代をビンビンに反映したストーリーは同じく大和屋竺脚本の米軍基地モノである『野良猫ロック セックス・ハンター』よりもソリッドで全然出来が良いと思う。復讐の対象である米兵が戦地で死んだり不具になったりしたのを目撃した主人公は、その戦争のイメージを頭によぎらせて嘔吐する。まあそのイメージはちゃちくてアレなのだが、怒りが行き場所を見失う様がやるせない。「おれたちゃみんなかたつむり~」という頭脳警察っぽい謎の曲が印象的なので調べたら沖縄のフォーク歌手・佐渡山豊の『ドゥチュイムニイ』っていう有名らしい曲でした。ちゃんとテーマと繋がってる!
日継

日継の感想・評価

4.0
ぜんぜん面白くないのに面白かったんだけど

アバンからもうつまらなさの漂うレイプシーン、ひどい白人アテレコからして うっ、という感じだし、というか軍人ではなくチンピラにしか見えんし、せっかくよく撮れてても絶え間無い英語のアテレコでなんか台無しだし、繰り返される鳥居のモチーフはこっぱずかしいし、エ!?コレで終なの?!!?とか、もう幾らでも粗が出てくる微妙な映画なんだが。。
けれども描き込められた時代の空気やエネルギー、主演俳優(沢田情児)の顔などが無茶苦茶に良いので観てしまう。タイトルバックもコテコテだけど、良いじゃん。
そして例の謎のカタツムリロックと金網の側をよたよたと歩く、飛行機が飛ぶ、は最高にクール。

全体としては微妙な出来だけれど、ぐっとくるシーンが散見される。ロマンポルノのアメリカンニューシネマという感じか。
同じく大和屋脚本の エロスは甘き香り もそうだが、福生は良いな。
70年代初頭の福生が舞台。住み込みで働くクラブカーネ(club CONNIES)で突然ドラムを叩きだすジョージ・ハリソン。新聞にはテクニクスのステレオカートリッジの広告。ギターアンプはELK。
当時の福生にはこんな店がどのくらいあったのだろうか。福生近辺出身のギタリストに聞いた話だと、学校の教室にもドラムセットが置かれていて昼休みに演奏していたというから驚き桃の木。
ライブショーが始まり主任バッジを付けたバーテンから「どうだい?」と何度も聞かれるが「別に」と答えるジョージ・ハリソン。
高橋明が熱演、伊佐山ひろ子は怪演といってもいいような無表情演技。
個人的には相川圭子さまのアップが多くてウレシイので点数高めですw
以前ツタヤで借りたことがあった。似たような題名が多いのでややこしい。
ジョージハリソン!
しかしあんな死に方見たらトラウマになるわなぁ
日米地位協定を軸にしたアイデアは素晴らしい。しかし、物語にもうひとつ山がほしかった。
撮影と照明は見事。鳥居をイメージの中心とした演出も好き。
キよ4

キよ4の感想・評価

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どこかの基地の町 米兵にレイプされ自殺した妹の復讐のため真相を探る兄の物語
赤い鳥居での首吊り自殺シーンは強烈
タキ役の高橋明さんが主役かと思うくらい存在感がありあり
佐渡山豊のテーマ曲が懐かしい
大和屋竺の脚本
ストリップシーンの照明、撮影が最高。鳥居がモチーフとして主張してくる感じがなんとも…。オープニングの外人のレイプシーンはアフレコの外人の声がずれまくってるせいか気持ち悪くて、本気で気分悪くなった。
護送車から逃げ出し、女を襲おうとしてとっ捕まる混血の青年。
画面に向かって吠える顔でタイトルバック。
監獄の中で壁に落書き。血で描いた鳥居の股下にでっかい女性器の画。
「所詮俺たちゃかたつむり!」という三上寛とも頭脳警察ともつかぬ謎のパンクロックが鳴り響く。
いくら70年代とはいえ、どストレートすぎるアナーキズム。

主人公の俳優をこの映画以外で観た事が無いのだが、貧乏くさい顔が役に合っている。
白痴と化した伊佐山ひろ子とのまぐわいはエロさなんか全く無くて、直視していられないほど惨めだ。
ラストの大暴れでとりあえず劇映画の主人公としての体裁を保つのだが、そこでさえもヒーローではない。
むしろ脇役ヤクザの高橋明の方が印象に残るぐらいだ。
エネルギー先行で物凄く粗が多い映画だが、こういうの嫌いになれないなあ。
buccimane

buccimaneの感想・評価

4.0
主人公がbmrの丸屋氏ぽくてめちゃ応援する気になった。
高橋さんにしつこく食ってかかるとこ良かった。
リベンジに留まらず悪の根源まで手を伸ばす姿勢偉いと思う。
ていうか外人、髪シャバいし腕鍛えられてなくて軍人に見えない...。
ドゥチュイムニイが重要なキーとして流れるけど映画の舞台が沖縄と言ってしまうのはハバカリがあるのだろうか。
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