おろちの作品情報・感想・評価

「おろち」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

原作観たことないですが、佳乃さんの演技を観たくて鑑賞。
夜観たらもっと怖さが増しそうな作品ですね。
醜い顔の映像が控えめでよかったです。
夜中にめちゃめちゃ怖いのを観るのはニガテな方なので、昼間でよかった(^◇^;)
もしかしたら、めちゃめちゃ怖いのが好きな方には物足りないと思うのかもしれないですね。
わたしは充分すぎるほどで、怖かった。

ホラーの怖さ、女の怖さ。
美への執念、嫉妬、憎しみや狂気な感情を荒げて、
ぶったりなぐったりの描写や効果音が迫力がありすぎて、観ていて痛々しかったです。。

中越典子さんの演技もなかなか怖い。。

おろちという意味がよくわからないまま観ましたが、谷村美月さん演じるおろちは"不老不死の魂?人?"??
一体ナニモノなのだろうか?!
人にのりうつったり?!、助けたり?!、不思議な能力をもった不思議な存在だな。。

木村佳乃さんはもともとホラー好きな方らしいので、この映画の演技がリアルに感じられたのはその影響もあるのかな。
佳乃さん演じる二役の怪演すばらしかったなと思います。
原作はおろちが色んな人間の人生を見て歩く短編集のようになっているのですが、その一つがこの姉妹のお話。
楳図先生が描く"怖い女"の至極の姿だと思います。

人間の怖さを描かれたものなので幽霊的な怖さは全くありませんし、出ている女性は本当にみんな綺麗。特に木村佳乃さんは好きな女優さんの1人でもあるので、見ていて惚れ惚れしてしまいました。アンティーク調のお部屋や洋服も可愛いです。
ひつじ

ひつじの感想・評価

3.5
美は誰しも平等に必ず失うもの。しかしだからといって、他人によって突然奪われていいものではない。原作未読のため、最後まで「おろち」の存在が必要なのか疑問だった。木村佳乃が美しかった。
o

oの感想・評価

2.7
「何がジェーンに起こったか」がっちりオマージュしてる。あっちの衝撃を思い出してしまいました。
それでも女の狂気は十分伝わりました。

マンガの方が映えてあってそう。
クラゲ

クラゲの感想・評価

3.0
木村佳乃さんの狂いっぷりが見事です。

そして、中越典子さんの高笑い。

やっぱり、生きてる人間が1番怖いという事ですかね。

演劇調で進んでいく物語と目が眩む程の色彩。豪華絢爛。

山深い屋敷のみで展開されていくので、よりいっそうの閉塞感が狂気を際立たせてます。

誰も救われないラストも好みです。

顔を焼いた葵が理沙から真実を聞かされてからラストまでが1番の山場。

女の執念がすごく怖くて哀しい。

母親の肖像画の前で泣き狂う姿が痛々しくて、それでも美しいと感じた。

でも、女性のヒステリーはやっぱり苦手です。

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2つの話を1つにしてるけどそれは自然やった
おろち谷村美月いややな…

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山本太郎の演技と木村佳乃がヒステリックに狂ってるシーンは正直笑いながら観た。個人的にヒステリックに狂う人には恐怖を感じなくて、狂ってると悟られないくら静かに狂ってる人には恐怖を感じる。ということでラストはすごく怖かった。
事実を知らされたら平常心ではいられないということを一草は身を持って知らされてしまったから、理紗に怒りをぶつけることができないし、仕事も続けられなくなって母の愛も無下にしてしまい人生を詰まされる、怖い。おろちが佳子と瓜二つだった理由はなんなんだろう。そこだけ疑問。
楳図かずお先生の最高傑作だと思っている不老不死の少女が見守る美しくも汚い人間模様を描いた漫画から姉妹に関する2エピソードを合わせて再構成した映画。最初に本作を観た時はまだ原作を読んでいなかったのだが、その時ですら全体を貫く楳図テイストの表現に感心したもの。

原作の当該エピソードで描かれていたのは美から醜への恐れと姉妹間の確執。原作では全てに置いて完璧な姉と比較され続けたために強いコンプレックスを抱く妹が描かれドラマの筋になるのだが、映画では才能に恵まれているのは妹で姉は努力の人として逆転している。そのため原作を読んでいれば当初は妹の行動に対して疑問を抱くかもしれない。真実に対しても知るのはまだ後の話。そこまで憎む理由があるのかと。しかし姉が努力の人であり、それで母に近付いた女優として妹以上に大成し、その上で真実を知ったとなれば妹の感情には合点が行き、そのことを最後の姉への告白が証明する。全く持って身勝手な逆恨みでしかなく、そこには原作以上におぞましい人間性が露わになる。これは紛れもなくホラー。鶴田法男と高橋洋という日本ホラー映画の手練れがホラー漫画の巨匠作品を再構築しただけのことがある。

脚本の点では最高の仕事。美術も素晴らしい。役者陣については少し思うところがある。木村佳乃、昭和の大女優を演じるにはちょっと不足してるように感じてしまう。尤ももはや漠とした概念化している存在を不足なく演じれる女優はあまりいないだろうから責めるのは酷。おろち役の谷村美月。棒読みなのは人ならざる者を演出したのか単に演技力の問題なのか。前者だと思いたいが後者だと思う点がいくつか。政治家になる前の山本太郎が自分本位なくだらない男の役で出てるのは今となっては面白い。

漫画は映画のエピソード以外にも戦争中に父が人を食べたと知った親子の確執や押し込み強盗によって狂わされた家族の謎など心を打つものが多いので、本作くらいのクオリティで全話ドラマ化して欲しい。

最後にどうでもいいこと。昔、井の頭公園に行ったら楳図先生があのボーダーTシャツで普通に歩いてて驚いたw それと中越典子は学校の2年先輩らしいのですれ違ったことくらいはあるのかもしれない。
女の怖さが全面に出た作品。
でもタイトルのおろちが主役ではない、、むしろいらない、、、
原作もこんな感じなのだろうか、、
結局おろちって何者?
きよP

きよPの感想・評価

3.8
原作は未読。あまり期待していなかったが、予想以上におもしろいホラーサスペンスだった。が、おろちの存在がなくても面白かったかもよ?原作でのおろちの立ち位置を全く知らないが、ストーリーがいいので見守る人がいなくてもねと。
映像がとてもきれいだった。色遣いがとても印象的。木村佳乃の美しさが際立つ作品だった。
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