アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学の作品情報・感想・評価

アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学1988年製作の映画)

HISTOIRE D'AMERIQUE: FOOD, FAMILY AND PHILOSOPHY

製作国:

上映時間:97分

3.6

「アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学」に投稿された感想・評価

ムチコ

ムチコの感想・評価

3.3
その後読んだ本に、1935年ごろの北米には、イディッシュ語を話すユダヤ人が300万人近くいた、と書いてあった。
移動し同化し失われる言語や習俗と、消えない「自分にとって移民であるとはどういうことか」というアイデンティティへの問い。
繰り返しのユダヤ・ジョークは面白いのかどうかちょっとわからなかった。ハドソン川の此岸と彼岸。
milagros

milagrosの感想・評価

4.1
冒頭がいい。「森を忘れても、木を忘れても、村を忘れても、祈りの言葉を忘れても、神は聞き届けた」。
土地が変わっても人が変わっても、語りを引き継ぐこと。幽霊をまといながら、「この世で一番強い命」を劇画的に表現していくこと。アケルマンの演出は、ヒリヒリと笑えてかなしい。
tokio

tokioの感想・評価

3.5
Rec.
❶19.05.24,アテネ・フランセ文化センター(35mm)/アテネ・フランセシネマテーク 映画の授業
タクシードライバー、ゴッドファーザー、ドゥザライトシング
アメリカ史を背負うのは移民
水曜の雨夜なのに
思ったより
人の入り多め。

実験映画、的。(だよね?
ゆえに観る手から
漏れる寝息、多め。(うむ

こういう削ぎ落とされた
静かな映画も好きです。

ニューヨークに住むユダヤ系の人々が
自分たちのことを語る映画。
ドキュメンタリーなのかと思いきや、
いつの間フィクションになり、
再びドキュメンタリーがはじまる。

繰り返し。

これもまた境界線が曖昧な映画。

過去を語る人、今を語る人、
過去の人?今の人。
同一人物だけれど、違う人として
繰り返し現れる、何人も。

そして雨。
示されるいくつもの道程。

冒頭の
水面からニューヨークを望み、
語られる言葉が
効果をなすのは鑑賞後。

じんわり。メッセージ多い。


カイエ・デュ・シネマ週間
「シャンタル・アケルマン追悼特集」
MinC

MinCの感想・評価

-
シャンタル・アケルマン追悼特集@アンスティチュ・フランセ東京

Q.ユダヤ人の女性にモテるにはどういう話題を話したらよいのか?

A.まず食事の話、次に家族の話、そして哲学の話さ!

言われるままに即実践。って確かにセオリー通りだけどそりゃないよーって会話。

そんなふうにクスリと笑えるシーンが散りばめられているのだけど、悲喜こもごもの実話が根底にはあって、本人ではなく俳優が酷い話をあまりにも淡々と語りそれが一層哀しく可笑しい。
kahlua

kahluaの感想・評価

4.6
わかろうとしたらいけないんだって。わかろうとしないでそのまま受け入れることが真理だって。その道を生きるシティボーイが教えてくれたのだが、わたしにとってはじめてのChantal Akermanは強くわたしのこころに訴え、これこそ革命と思いました。