みんな、一秒もむだにするまいとスクリーンを観つめていた。「なんでもない日」、「なんでもない人」、「なんでもない場所」が、ほんとうに大切に描かれていた———糸井重里(コピーライター)
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2016年公開時は観ておらず、今回「終戦80年」再上映を機に初鑑賞出来た。本作、公開年には3年以上となる1133日連続上映されるというとんでもなく愛された作品且つこの年のキネマ旬報の年間第1位を獲得…
>>続きを読むずっと観たいと思いながら観られていなかった映画を終戦の日に鑑賞。
戦時中に呉に嫁いだ主人公すずさんの日常を描く。すずさんのキャラクターが愛らしい。戦争が庶民の生活を脅かす中、見知らぬ土地で嫁として…
軍港のある町に嫁ぐすずさん。
この時点で嫌な予感しかないが、故郷の広島に残っていたらと思うと…
という感じで、常に避けがたい不穏さが漂いつつも、日常の安堵できる瞬間も多分に描かれており、よくぞここま…
※認知症父と鑑賞13作目
何気なく近所の映画館の上映欄を眺めていたら『あの伝説作品が上映されているではないか』と驚愕。行くしかない。
もう何度映画館で観たか分からない介護者のfavorite作品…
今日という日に見たよ。
その中でも生きる人の温かさや強さや、ささやかな日々を描いたものであると思うが、単純な讃歌では決してなく。
人の尊厳を破壊するものたちには絶対に抗っていかなきゃならんのだ。もち…
戦争もそうだけど、多くの人がなくなったりするとわたしたちはその数にばかり目がいく。
何人亡くなりました。何人けがをしました。何人が行方不明です。数っていうのはわかりやすいから、すぐそこに飛びついてし…
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