エレベーター内部のカメラが執拗に昇降を撮り続けていると、いつしかカメラが宿泊客を拒絶し出し(カメラに怯み昇降機に乗らない客の姿はベロッキオ『夜よ、こんにちは』を連想)、以降はほぼ無人の空間が映画を占…
>>続きを読むファーストカット以外、フレームイン/アウトも容易に許さない画面が続く。次第に観客はフレームの中を見つめる他なく、ホテルの中を切り取る画面がカットバックのように連鎖される。その画面連鎖によるアケルマン…
>>続きを読むどこまでもストイックな映像かつサイレントな時間だった。コーヒー買っていったのにサイレント過ぎて自分の飲む音すら気になってしまい、なみなみと注がれた状態のまま観終えた。
この作品での画が後の作品にちゃ…
「恵まれない人々や社会から疎外された人々を収容するホテル」だというこのホテルを、もはやその言葉なしでも伝わるのではないかというくらいの空気感で映す。無音で。
もちろん何も分からないし、これに関して…
"アケルマン初の長編” という文句に惹かれて観にいったけど、いやこれか…
カメラは一定のままにただただエレベーターに出入りする人々を写したり人々も映らない映像を淡々と見せられたり…
ロビーも。寝室も…