このレビューはネタバレを含みます
いやぁめっちゃ良いじゃん、、、、、、
まずホームレスの2人の恋愛って、現代だったら「社会的弱者の恋愛」としてポリコレ的にというかマイノリティもこんな力強く生きてる!みたいに組み込まれがちだと思うん…
ポンヌフで暮らすホームレスで大道芸人のアレックスが失明寸前で失恋したミシェルと恋に落ちていく映画
レオス・カラックスの代表作の一つであり、冒頭から流れる美しいポンヌフの夜景とは対照的なボロボロな貧困…
5年ぶりに。
この20年前にブレッソン『白夜』があって、どう考えても負け戦なはずなのに同じポンヌフ舞台で張り合ってるのがすでにかっこいい。
花火がぶち上がって、とりあえず走って、音楽がかかって、発…
絵画的であるけども、芸術の都の色を素直に継承するわけではない、挑戦者(?)としてのスタンスを感じた
最初だけパリらしい景色を見せてあとは路上生活というのが、パリが嫌いだけどパリが好きなのかなあとも…
ミシェルはアレックスに「私が眠り方を教えてあげる」と言う。ミシェルが去ったとき、アレックスは「君の忘れ方を教わらなかった」とひとり呟く。
もうここまで来ると俺は、目の上のこぶとしてあり続けた俺の生…
これぞ映画。画面で語る美学。
言葉数の少ない左足を怪我した男が、右目の見えない画家の女性と恋に落ちていく。
目と足というお互いに離れた部分を負傷しており、そのすれ違いが心的距離を物語っているよう…