ミシェルはアレックスに「私が眠り方を教えてあげる」と言う。ミシェルが去ったとき、アレックスは「君の忘れ方を教わらなかった」とひとり呟く。
もうここまで来ると俺は、目の上のこぶとしてあり続けた俺の生…
これぞ映画。画面で語る美学。
言葉数の少ない左足を怪我した男が、右目の見えない画家の女性と恋に落ちていく。
目と足というお互いに離れた部分を負傷しており、そのすれ違いが心的距離を物語っているよう…
近代的な都市風景が流れていく移動撮影から、裏町に入ると道端に転がるホームレスが登場する、カラックスの眼差す「パリ」は前2作と全く異なる相貌を見せる。
ひたすら疾走と横臥が繰り返されるだけだが、無限…
素晴らしいモンタージュがいくつもあってうっとり
アレックス三部作の前2作よろしくバッドエンドに転びそうな瞬間がいくつもあるけど、ある若者アレックス(≒スカラックスの分身)の内面的な部分の連属性をこ…
月並みな感想だけど花火のシーンは最高。
常に相手に全力でぶつかって全力を求める。
エゴだろうが暴力だろうが構わない。知るかボケ。心のままに愛する。
それが愛ってもんだろ何か文句あっか?を淡々とやっ…