キム・ギドクがどういう監督かまだよくわかってないが、デビュー作のこの潔いタイトルと言葉数少ない暴力の積み重ねが凄惨さをより際立たせる作風だった。絶望に覆い尽くされた状況、ほんの少しの隙間から芽生える…
>>続きを読むデビュー作にして、タダモノじゃない感が溢れている。すごく粗いしお世話にも垢抜けているとはいえない。でも、この頃からハッとするようなセンス(ジャケ写の場面など)が存分に発揮されている。
あと、自動販売…
浮浪者の男と、拾われた女の話。
キム・ギドク監督でデビュー作で今回初見でした。
同じ浮浪者仲間のおじさんと子供との擬似家族的な関係等、独特のユーモアや温かみが良かったです。
メインの男女の話は結構ハ…
「サマリア」「うつせみ」のキム・ギドク監督の幻の処女作で、製作から10年を経た2007年、ついに本邦初公開が実現。チョ・ジェヒョン主演映画。
漢江に架かる橋の下に住む浮浪者ヨンペ。“鰐”と呼ばれる…
キムギドク、処女作。
"魚と寝る女"
"弓"
"鰐"
と水を撮るのが素晴らしい。
この作品も、キムギドクらしい。
キムギドクの中でも好きなタイプの作品。
地上からみた川はとても汚く、入ることさえ躊…
ラストカットの余韻たるや…
ファンタジーと底なしの気持ち悪さが融合して何日も映像が脳裏に焼き付いて離れなかった
ギドクの描く男はクソ野郎以外にないけど、そんな男でも一片の優しさが見えた瞬間に地獄に…
漢江に架かる橋の下で暮らす浮浪者、ヨンペは川に投身自殺した人の遺品を回収して生活している。ある日、綺麗な女性、ヒョンジョンは川に身を投げた。ヨンペは彼女を助けるが強姦する。その後、彼女はヨンペ、そし…
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