マスコットの作品情報・感想・評価

マスコット1933年製作の映画)

Fétiche

製作国:

上映時間:26分

4.3

あらすじ

お店から買われていった犬のぬいぐるみが、ふとした弾みで街の雑踏へ放り出されてしまう。犬のぬいぐるみは、そこで見つけた果物を携えて放浪しているうちに、いかがわしい人形たちの饗宴に行き着いてしまう。悪魔に誘われるまま中へ入っていくと、犬のぬいぐるみが持っていた果物をめぐって激しい争いが始まってしまうのであった…。

「マスコット」に投稿された感想・評価

ブラザーズクエイ特集で観に行ったけど、これめちゃくちゃすごかった ブラザーズクエイより好きだった。実写映像の掛け合わせも上手いし舞台セットも人形も作りが精巧。こんだけ沢山の人形がちょこちょこ動いて映像を作ってるのを想像するのは気が遠くなったし実際気が遠くなる作業と思う。これCGなしで作ってるんだもんね、、、、観てよかった
LUKE

LUKEの感想・評価

3.9
ダーク感がすごいストップモーションアニメ。ストーリーもちゃんとしていてわかりやすく、CGではない人形達の動きが魅力的。
toshi

toshiの感想・評価

3.8
ハマる短編第18弾

1933年の作品だそうです。短編ではありますが約26分の作品で、本当にこの時代に作られたのかと思うと、作り手の手間と熱意を感じる素晴らしいものでした。

少女が寝抱える犬のぬいぐるみは、あることをきっかけに心を宿します。その犬のぬいぐるみが他の人形たちと部屋の外に出る事に・・・。本作の展開や沢山の人形たちの存在がトイストーリーやクーキーを思い出させてくれます。

サイレントと思いきや一部シーンで不気味な笑い声とちょっとした台詞が出てきますので、作り手側はサイレントを意識して作られたのではないと思います。1933年の作品ですから無理もありません。笑いや一言を入れることでそのシーンにインパクトを与えたかったのかもしれません。

ラストにいわゆる夢○チ?と思われるシーン・・・。現代作品にてそんなオチで作品を終わらせてしまうと酷評されそうですが、1933年だと斬新な結末であったのかもしれません。
1933年のストップモーションアニメ、そして多分世界一美しいアニメの1つ。
犬が可愛いから観てみたけど、こいつはトンデモない映画!
観なきゃゼッッッッタイに損!
まず、1933年とはとてもじゃないけど思えない出来栄え、CGなんじゃないか?ってくらいよく動きまくる。特に人形たちの表情、喜怒哀楽の表現は下手な役者よりも上!音楽を聴いてうっとりする表情なんかは素晴らしすぎてトリハダレベル。
話は心をもった縫いぐるみのブサカワ犬が、女の子のためにオレンジを届けるという30分の物語に相応しいシンプル内容だけど
オレンジを届ける中盤にでてくるパーティシーンは必見!!ティムバートン顔負けなヘンテコでアングラな人形たちの不気味さ、そして生きてるかのような生々しい動き!とてもじゃないけど80年前の作品とは思えない...。特にニワトリの骨が動くとこはこの作品の中で1番エッジが効いてるかもしれない。世界観もカオスで白黒の雰囲気も相まっていい意味で不気味。
そして、その映像の美しさ、砕けたグラスのダンスや恋の歌に涙を流す人形など不気味でカオスな雰囲気に挿入される切ないシーンが最高。今まで観た映画でこれに匹敵するほど美しい映画はほんの一握りしかないかもしれない...

いくら書いても伝えきれないむずがゆさ、とりあえず観て欲しい!
昔なのに凄い!というレベルではない、本物の芸術作品。
http://www.youtube.com/watch?v=DyLHedkQbCw