日本暴力列島 京阪神殺しの軍団の作品情報・感想・評価

「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」に投稿された感想・評価

殺しの軍団と呼ばれた武闘派ヤクザ 柳川組をモデルにした東映実録路線の作品。
1975年当時に実際の事件をモデルにしかも在日韓国人ヤクザについて描くのはかなり挑戦的だと思う。
セリフの節々に匂わせるだけにしても。

ゴミ漁りから暴力だけでのし上がった花木という男を演じるには小林旭のスター性が邪魔をしているように思う。
仁義なきシリーズのインテリ風の武田役がハマっていただけに。

70年代中盤の梅宮辰夫の眉毛のないビジュアルの顔面力が凄すぎる。
アンナも泣いて寄ってこない。

和室にシルエットが浮かぶ襲撃シーンや梅宮辰夫が河原で血塗れで白い布の中を彷徨うシーンなど美しいショットがたまに挿入されハッとさせられる。

少ない出番だが金子信雄の声を聞くとホッとする。東映実録路線を成功に導いたのは意外と金子信雄のおかげの様な気もする。
イワシ

イワシの感想・評価

3.8
川辺での殺しの場面の詩情。大雨に洗われ舞い散る桜と風に揺れる白い布。力尽きた梅宮辰夫の首に巻き付いて真っ直ぐに垂れる布が印象的。
agasa

agasaの感想・評価

5.0
梅宮辰夫が家に眉毛を忘れてきていた事と成田三樹夫のあのヘアスタイルは床屋でどういう注文をしているんだろうという疑問と伊吹吾郎はいつになったら出所してくるだろうという疑問が頭から離れなくて話に集中出来ませんでしたが、良作なのは間違いないです。
django

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3.6
今日は映画の日。
ということで、日頃お世話になっている皆様の気持ちを勝手に忖度して、この映画を観ることにしました。
5分に1回は人を刺したり、犯したり、撃ち殺したりする映画です。
こんな内容ですが、実話を基にしたフィクションのようです。
今、流行りのビール瓶も一瞬出てきました。
1番の見所は、散り際でしょう。
そこから、ジャンプ打ち切りエンドへの華麗なる転進も良い良い。
とってつけたようなナレーションとかね(笑)
見事。

一言でこの映画を表現するなら、昭和の情緒溢れる暴力。かな?
小林旭のカッコよさ、革ジャン姿が様になってる
なんか微妙、突き抜けなくて
mingo

mingoの感想・評価

3.5
寄りかかるべきプライドもなく、ひたすら己の存在を実力で示す他に生きる道のない、文字通りアウトローしか出てない。実録路線の中では残念な本作だが、小林旭しかり梅宮辰夫vs伊吹吾郎の舎弟対決も結構笑うし面白かった。伊吹吾郎がヒロポンにハマるのはやっぱ違和感あるよな、
出張ヤクザ。相次ぐ転勤に汽車の中で疲れて寝ちゃうヤクザ達がかわいい。そんな「殺しの出張」にまで付いてくる小泉洋子。河原の白いさらしの向こうで揺れる成田三樹夫のシーンはまるでJホラーだった。@シネマヴェーラ渋谷
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
まじ誰一人としてドスにはビビらず踏み込んで行くからから気合い入ってるわ。

小林さんの襟が邪魔そうな革ジャンがアクションするほど安物感がバレてしまう。
だから至近距離で撃つなど細かい動きが多かったのではないか。
腕のケガした時に革ジャン破れててその後スーツに衣替えする流れがスムーズで良いなと思ったけどその後再び革ジャンに戻ったとき補修痕も無いし同じやつもう一着買ったの!?と思ってウケた。

伊吹さんが梅宮さんにジェラるシーンがキュンとくるけど結局梅宮さんはあんなに豪華なフィナーレなのに伊吹さんはアッサリ途中退場させられてて可哀想だった。

前半の感じからすると人種問題もっと踏み込まれるのかなと思ったけど味噌汁にキムチ入れると美味いってセリフは雑じゃないかな。
鉄砲玉集団と在日の悲哀というには物足りないけど、嫁の物干し背景の梅宮辰夫の長良川堤防転がりは滅法美しい。ただ、赤い傘にしても、そういう柔らかさは大局にたいしてうねってなくて切ない。社畜ならぬ組畜描写ももっとあればよかったな
てふ

てふの感想・評価

3.5
山口組全国進出の斬り込み隊として各地で暴れまわり、殺しの軍団と呼ばれた柳川組がモデル。明友会事件などが描かれる。在日朝鮮人とヤクザの問題についても踏み込んでる。

シネマヴェーラ渋谷 抗争と流血 東映実録路線の時代にて
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