日本暴力列島 京阪神殺しの軍団の作品情報・感想・評価

「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」に投稿された感想・評価

agasa

agasaの感想・評価

5.0
梅宮辰夫が家に眉毛を忘れてきていた事と成田三樹夫のあのヘアスタイルは床屋でどういう注文をしているんだろうという疑問と伊吹吾郎はいつになったら出所してくるだろうという疑問が頭から離れなくて話に集中出来ませんでしたが、良作なのは間違いないです。
django

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3.6
今日は映画の日。
ということで、日頃お世話になっている皆様の気持ちを勝手に忖度して、この映画を観ることにしました。
5分に1回は人を刺したり、犯したり、撃ち殺したりする映画です。
こんな内容ですが、実話を基にしたフィクションのようです。
今、流行りのビール瓶も一瞬出てきました。
1番の見所は、散り際でしょう。
そこから、ジャンプ打ち切りエンドへの華麗なる転進も良い良い。
とってつけたようなナレーションとかね(笑)
見事。

一言でこの映画を表現するなら、昭和の情緒溢れる暴力。かな?
小林旭のカッコよさ、革ジャン姿が様になってる
なんか微妙、突き抜けなくて
mingo

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3.5
寄りかかるべきプライドもなく、ひたすら己の存在を実力で示す他に生きる道のない、文字通りアウトローしか出てない。実録路線の中では残念な本作だが、小林旭しかり梅宮辰夫vs伊吹吾郎の舎弟対決も結構笑うし面白かった。伊吹吾郎がヒロポンにハマるのはやっぱ違和感あるよな、
出張ヤクザ。相次ぐ転勤に汽車の中で疲れて寝ちゃうヤクザ達がかわいい。そんな「殺しの出張」にまで付いてくる小泉洋子。河原の白いさらしの向こうで揺れる成田三樹夫のシーンはまるでJホラーだった。@シネマヴェーラ渋谷
buccimane

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3.5
まじ誰一人としてドスにはビビらず踏み込んで行くからから気合い入ってるわ。

小林さんの襟が邪魔そうな革ジャンがアクションするほど安物感がバレてしまう。
だから至近距離で撃つなど細かい動きが多かったのではないか。
腕のケガした時に革ジャン破れててその後スーツに衣替えする流れがスムーズで良いなと思ったけどその後再び革ジャンに戻ったとき補修痕も無いし同じやつもう一着買ったの!?と思ってウケた。

伊吹さんが梅宮さんにジェラるシーンがキュンとくるけど結局梅宮さんはあんなに豪華なフィナーレなのに伊吹さんはアッサリ途中退場させられてて可哀想だった。

前半の感じからすると人種問題もっと踏み込まれるのかなと思ったけど味噌汁にキムチ入れると美味いってセリフは雑じゃないかな。
鉄砲玉集団と在日の悲哀というには物足りないけど、嫁の物干し背景の梅宮辰夫の長良川堤防転がりは滅法美しい。ただ、赤い傘にしても、そういう柔らかさは大局にたいしてうねってなくて切ない。社畜ならぬ組畜描写ももっとあればよかったな
てふ

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3.5
山口組全国進出の斬り込み隊として各地で暴れまわり、殺しの軍団と呼ばれた柳川組がモデル。明友会事件などが描かれる。在日朝鮮人とヤクザの問題についても踏み込んでる。

シネマヴェーラ渋谷 抗争と流血 東映実録路線の時代にて
cap

capの感想・評価

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た〜っぷりと間を取る小林旭の演技。実録路線では浮きますな。『仁義なき戦い』ではけっこう馴染んでいたけど、監督の演出と編集で印象変わるのかな。「岐阜から手を引け!」と言われた小林旭が宙を見つめ小鼻をヒクヒクさせるシーン。永遠に続くかと思うほど長く感じた。後ろに立つ梅宮辰夫も間を持てあまし気味。終始、小林旭のペース。拳銃の構え方も独特、ひとりだけ時代考証を無視したようなデカ襟革ジャン姿。やはりスターだなと感じる(役作りという概念なし)。強姦されて殺されるだけのヒロイン◎。旭の顔を踏んづける刑事、三上真一郎!小林旭の役=北陸で千葉が演じた役。
全体的には、「任侠映画の巨匠がとりあえず実録ものに着手しました」というようなハジケなさと無難さが漂う。
ただ、水場でヤクザが折り重なってドスを刺し合うシーンなんかは任侠の美しさと実録の猥雑さが融合した様な趣があるし、何よりも主人公の在日韓国ヤクザを演じる小林旭が格好良い。

昔、小林旭の代表作である『ギターを持った渡り鳥』を観た時は、ギターを持って歌いながら酒場へ入った小林旭に対してゴロツキ達が「あいつタダモノじゃねえ…」という感じにビビりまくるシーンで爆笑してしまった。
現代から観るとあんまりすぎるアウトロー描写に「確かにタダモノじゃねえよw」と笑ってしまったが、本作の小林旭は今観ても格好いい。
革ジャンを身に纏い、片手に拳銃。ギラギラと在日部落を駆け回り、抗争に明け暮れエネルギーを散らす。
拳銃を持ちながら殴る蹴るの殴打を加えた後に、とどめの0距離銃撃というスタイリッシュな殺しスタイル。
山口組(劇中では天誠会とかいう名前だが)の傘下に下った後も、殺戮チームとして活躍する。
ヤクザであり在日でもあり、さらに組織にも馴染めない多重アウトサイダーの生き様が魅力的。

『山口組三代目』を監督した山下耕作が、それに翻弄される在日ヤクザの苦悩を描いているのも面白い。
「彼は元々全てから破門されていたのだ…」というナレーションが象徴的。
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