日本暴力列島 京阪神殺しの軍団の作品情報・感想・評価

「日本暴力列島 京阪神殺しの軍団」に投稿された感想・評価

おかつ

おかつの感想・評価

5.0
在日朝鮮人やくざをテーマにした作品で、東映実録路線の中でも異色作。しかも監督が山下耕作なので、演出がちょっと任侠映画チック。

実録やくざ映画が苦手な知人と見に行った際「仁義なき戦いは苦手だけどこれは楽しめた」と言っていたので、どんぱちやかましい実録路線が苦手な方々、健さん鶴さんの任侠映画がお好きな方々には結構すんなり楽しめる作品かと。


内容は置いといて、山下将軍の演出する悪役・成田三樹夫が見れたことは幸せの極み。
成田三樹夫は実録路線の群像劇風味の演出でも際立つ個性を発揮しますが、重く様式美を重視する任侠映画でもバツグンの存在感、そして深い芝居を見せてくれます(是非江波杏子の女賭博師シリーズを御参照ください。)。

人の感情は表情で撮る山下監督ですからとにかくアップが多いのも素晴らしい。成田三樹夫のアップがいっぱいだよ母ちゃん!!
小林旭、梅宮辰夫と言うコロコロツヤツヤ熱々コンビの仲を引き裂く悪魔のようなあいつこと成田三樹夫。

山下将軍の情感豊かで、熱いしっとりとした演出だからこそ、成田三樹夫の渇いた冷たさが際立つというものです。

是非ご覧ください。
村八分

村八分の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

梅宮辰夫の死に様が完全に「灰とダイヤモンド」のオマージュ でもやくざ
映画にこういう観念的な演出は水と油だよなあ
AnriKimura

AnriKimuraの感想・評価

3.5
成田三樹夫の髪の素材まじ何?
暴力・殺人とかそんな言葉に見慣れてたけど改めて日本暴力列島 殺しの軍団はパンチつよい
櫨山

櫨山の感想・評価

4.8
タイトルだけで星100って感じなのに内容も素晴らしすぎる。
小林旭と梅宮辰夫率いる在日ヤクザ軍団がとにかくヤクザを殺しまくるお話。

特に梅宮辰夫の狂犬っぷりが凄まじく、三対一で囲まれてドスを身体にぶっ刺されながらもゼロ距離射撃で三人ともぶっ殺すシーンとか最高。

パワーに溢れるお話ながら、時おり挟まれる綺麗なカットに目を奪われる。特に小林旭と成田三樹夫が静かに対峙するラストはとても美しい。
殺しの軍団と呼ばれた武闘派ヤクザ 柳川組をモデルにした東映実録路線の作品。
1975年当時に実際の事件をモデルにしかも在日韓国人ヤクザについて描くのはかなり挑戦的だと思う。
セリフの節々に匂わせるだけにしても。

ゴミ漁りから暴力だけでのし上がった花木という男を演じるには小林旭のスター性が邪魔をしているように思う。
仁義なきシリーズのインテリ風の武田役がハマっていただけに。

70年代中盤の梅宮辰夫の眉毛のないビジュアルの顔面力が凄すぎる。
アンナも泣いて寄ってこない。

和室にシルエットが浮かぶ襲撃シーンや梅宮辰夫が河原で血塗れで白い布の中を彷徨うシーンなど美しいショットがたまに挿入されハッとさせられる。

少ない出番だが金子信雄の声を聞くとホッとする。東映実録路線を成功に導いたのは意外と金子信雄のおかげの様な気もする。
イワシ

イワシの感想・評価

3.8
川辺での殺しの場面の詩情。大雨に洗われ舞い散る桜と風に揺れる白い布。力尽きた梅宮辰夫の首に巻き付いて真っ直ぐに垂れる布が印象的。
agasa

agasaの感想・評価

5.0
梅宮辰夫が家に眉毛を忘れてきていた事と成田三樹夫のあのヘアスタイルは床屋でどういう注文をしているんだろうという疑問と伊吹吾郎はいつになったら出所してくるだろうという疑問が頭から離れなくて話に集中出来ませんでしたが、良作なのは間違いないです。
django

djangoの感想・評価

3.6
今日は映画の日。
ということで、日頃お世話になっている皆様の気持ちを勝手に忖度して、この映画を観ることにしました。
5分に1回は人を刺したり、犯したり、撃ち殺したりする映画です。
こんな内容ですが、実話を基にしたフィクションのようです。
今、流行りのビール瓶も一瞬出てきました。
1番の見所は、散り際でしょう。
そこから、ジャンプ打ち切りエンドへの華麗なる転進も良い良い。
とってつけたようなナレーションとかね(笑)
見事。

一言でこの映画を表現するなら、昭和の情緒溢れる暴力。かな?
小林旭のカッコよさ、革ジャン姿が様になってる
なんか微妙、突き抜けなくて
mingo

mingoの感想・評価

3.5
寄りかかるべきプライドもなく、ひたすら己の存在を実力で示す他に生きる道のない、文字通りアウトローしか出てない。実録路線の中では残念な本作だが、小林旭しかり梅宮辰夫vs伊吹吾郎の舎弟対決も結構笑うし面白かった。伊吹吾郎がヒロポンにハマるのはやっぱ違和感あるよな、
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