ルイ・フイヤードとレオンス・ペレ、二人のフランス人監督が作ったサイレント期の隠れた傑作短編。
どちらがどのパートを担当したかは不明だが、どのシーンもまるで動く白黒絵画のように美しくて見入る。
二…
美しき記憶。この映画そのものの生気の無さに漂う幽玄さ。川、小舟、アイリスの花。記憶再生の左右分割。女の美しき思い出・川が消えて、訪れる現実・望まぬ押し付ける母と結婚相手。一方の男、女が自分の元へ戻っ…
>>続きを読むレイモンドとシュザンヌのシーンは、バスティアン=ルパージュ《ジャンヌ・ダルク》(1879)とかその辺の自然主義っぽい。質素な衣服とか葦とかが。
こういう使い古されたテーマを面白く撮れるのは本当に素晴…