ロシアン・エレジーの作品情報・感想・評価

ロシアン・エレジー1993年製作の映画)

ELEGY FROM RUSSIA

製作国:

上映時間:68分

3.7

『ロシアン・エレジー』に投稿された感想・評価

生と死に関する実験的ドキュメンタリー。末期がん患者。日常生活の中で死を恐れる人々。戦争時の兵士の映像に被さる不気味な笑い声。

【渋谷TSUTAYA VHS回収】
全然面白くないのになんか観てしまうソクーロフ。
その中でも特にこれは想像を絶する静かさで、“観た”というよりも“眺めてた”に近い。

前半部分のほとんどは静止画が…

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ぴよ
5.0
(35mm)
記録のコラージュによる記憶。
驚きすらある。

フィルムの劣化が不可分な映画。

原題は「…dreams for sleep.」と続く。
dazed
-
光と影の芸術
意味をすぐに知性と解釈に送ることなく、感性の中に宙吊りしたまま、光の微妙な変化に視線を釘打ちしてしまうかのようだって書物に記載があったけど、何となく意味が分かる気がした
中庭
3.6
匿名の個人が息を引き取る直前に、その確固たるものであった主体が複数性に開かれ、誰のものであるかも判然としない美しい風景が流れ始める。堂々たるフィクション。騙されたように感動を覚える。
BON
-

ソクーロフの連作ドキュメンタリー「エレジー・シリーズ」の7本目にあたり、本作は同年のロッテルダム国際映画祭正式出品、山形国際ドキュメンタリー映画祭審査員特別賞受賞作品。

全ては死から始ま…

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考えるな感じるんだ。ソクーロフは難解と聞いて強い覚悟でみたのだけれどこれは難しいとかそういう次元ではなかった。むしろ分かりやすいというか難しく考える必要があまりない体感映画。
サナトリウムに入院して…

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甲冑
3.5

ドキュメンタリー連作「エレジー・シリーズ」というのがあるそうでこれは7本目の1993年作。旧体制が終わりエリツィン大統領の時代。作品は、監督の20世紀のロシア史観というべき内容。映像はサンクトペテル…

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20数年ぶりに、商業映画の枠、西洋的文化の形、としての映画を気にすること無く、最も己の精神に忠実に、気のおもむくままに自由に筆を運んでるように見える、最も親日家といえるだろう側面も持つ、フィル…

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2.5

35mm
帝政ロシア時代の静止画の連続のパートは流石に退屈過ぎてかなりウトウトしてしまい、ソクーロフ先生勘弁してくださいという気分になってしまった。観客の方とか見ちゃったよ。流石にみんなソワソワして…

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