今回初めて手元にあった海外の作品評の日本語訳をひとつ読んでみたら、「このようなロシアを映画が我々に示したことはなかった」「第一次大戦の大砲の砲撃」「頭を朦朧とさせるほど退屈」と書かれている部分にだけ…
>>続きを読む【渋谷TSUTAYA VHS回収】
全然面白くないのになんか観てしまうソクーロフ。
その中でも特にこれは想像を絶する静かさで、“観た”というよりも“眺めてた”に近い。
前半部分のほとんどは静止画が…
ソクーロフの連作ドキュメンタリー「エレジー・シリーズ」の7本目にあたり、本作は同年のロッテルダム国際映画祭正式出品、山形国際ドキュメンタリー映画祭審査員特別賞受賞作品。
全ては死から始ま…
考えるな感じるんだ。ソクーロフは難解と聞いて強い覚悟でみたのだけれどこれは難しいとかそういう次元ではなかった。むしろ分かりやすいというか難しく考える必要があまりない体感映画。
サナトリウムに入院して…
ドキュメンタリー連作「エレジー・シリーズ」というのがあるそうでこれは7本目の1993年作。旧体制が終わりエリツィン大統領の時代。作品は、監督の20世紀のロシア史観というべき内容。映像はサンクトペテル…
>>続きを読む20数年ぶりに、商業映画の枠、西洋的文化の形、としての映画を気にすること無く、最も己の精神に忠実に、気のおもむくままに自由に筆を運んでるように見える、最も親日家といえるだろう側面も持つ、フィル…
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