ヤッたあとの兄と親友をぼんやりと見つめている少女のショットがえらく良い。正面ではなく、そこから映すのかと。やさぐれている米兵ヴィンセント・ギャロが現れるだけで映画に奥行き(不穏さ)が生まれる。終盤に…
>>続きを読む【私をパーティに連れて行って!】
クレール・ドゥニのテレビ映画。パーティへの憧れと、いざ行けども中に溶け込めないもどかしさ、楽しくも切ない空気感が好き。サントラがかなり良いので、映画館で観たら楽しい…
パーティーに行きたい!行った!
即物的で、でも逡巡もあり、余計なものが何一つないスピード感、そしてそれだけでなく政治的な両義性もあることで、ただの青春映画におさまらない作品になっている。素晴らしい…
1960年代のフランス郊外で繰り広げられるティーン・パーティーの様子を描いた作品
クレア・ドゥニは、『U.S. Go Home』で、処女喪失を決意した3人のティーンエイジャーという、ともすれば扱い…
the kinks!!
タバコ映画サイコー、
所在なげクラブ映画としても秀逸だ。
最後は"アメリカ的なもの"に手籠にされてしまう少年/少女性を皮肉っているのか?ヴィンセントギャロの異物感がいい味を出…
思春期の少年少女をテーマに、映画ではなく放送局Arte用に作られた本作。初期にしてすでにクレールドゥニ作品の主軸を確立しているように思える。
ミュージックボックスのように次々流れてくる当時のヒット…
青春についての私的大傑作となった。冒険したい年頃の田舎女子2人が夜のクラブに繰り出す。このクラブでの疎外感、タバコの使い方、ギャロとの出会い…洋楽に乗せて突き刺してくる冷たさ当て所なさ。ラストカット…
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