アメリカン・ハニーの作品情報・感想・評価

「アメリカン・ハニー」に投稿された感想・評価

私が日本のクラブとかフェスで聴いてる曲が、映画の中では貧しくてもその瞬間をなんとか生き抜いてる状態で聴いてた。当たり前だけど見てる世界が違うんだなぁ

A24は貧困を描くのがうまい
人生初の400ドルを見たstar、、切ない
ゆりぺ

ゆりぺの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見てよかったロードムービー。長いから見る前躊躇したけど長いと感じなかった。そこが不思議で。正直、特別な事件が起こるわけでもないのだが、、。主人公のスターとジェイク、仲間達の魅力だろうか。スターは育児放棄の母親の代わりに幼い兄弟の面倒をみて父親からは恐らく性的虐待を受けている。そんなどん底のスターがジェイクという自由を体現したかのようにみえる男に恋をして雑誌の訪問販売をするため車で旅をする。スターが純粋な存在であることがプレゼントを欲しがったり、秘密を聞きたがったり虫の扱いだったり、要所要所でわかる。そしてそれがアメリカンハニーという曲の歌詞とリンクしてグッときます。最後、スターの背中が逞しくなったようにみえた。
人に物を売るのは絆を作ってからだ、というのを実践するかのように、映画は長い上映時間を使ってじっくりと人物たちの、そして我々と人物との関係を紡いでゆく。狭い世界で、自分のために生きてきた主人公スターが、全てを捨て去って雑誌売りのパリピ集団に付いていき、社会を世界を知っていく。実に緻密で軽やかだ。『Red Road』以来ずっと、過去や環境のせいで窒息しそうな人々を描き続けたアンドレア・アーノルドは、ここに来て一瞬にしてそれらを捨て去り、ジャッキー/ミアのその後を描いたのだ。明るい開放感と利益が出るのかすら怪しげな訪問販売集団は次第に新たなコミュニティとなり、新参者=子供として許されていたことが適用されなくなり、"自分だけが特別な存在ではないが、自分を特別な存在にすることは出来る"ことに気付いていく。

ちなみに、『River of Grass』でも本作品でも観測したが、暇な白人は庭でブリッジする習慣でもあるのか?
マヒロ

マヒロの感想・評価

4.0
ゴミ漁りをしながらその日暮らしな生活を続ける少女・スター(サーシャ・レーン)は、小さな弟と妹を放置して遊び歩く母親と自分を性的に虐待する父親の元で何とか暮らしていたが、ある日偶然出会った青年・ジェイク(シャイア・ラブーフ)に、彼が属する雑誌の訪問販売をする若者グループにスカウトされたことをきっかけに運命が変わっていく……というお話。

どん詰まりの生活を何とか打破しようと新たなコミュニティに飛び込む事になるスターだが、そのコミュニティというのも実態は詐欺みたいな手口で雑誌の定期購読を売りつけるという決して正しいとは言えない集団で、おまけに後先考えずにとりあえずそこに属しているような道楽的な若者だけで構成されており、危うさしか感じられない。
ただ若いから、というだけでひたすら突っ走る彼らの姿は瑞々しく美しさすら感じられるけど、その先には全く未来が無くて、一筋の光明も映画の中では見えてこないというのがかなり恐ろしい。同じA24配給だから……というわけではないが、同じく貧困に絡めとられた若い世代のどん詰まりな生活を美しい映像で描いた『フロリダ・プロジェクト』にかなり近いものを感じた。『フロリダ〜』に出てきた子どもたちが成長したら、今作の若者たちのようになるのではないかという気がする。

とは言え、今作は決して貧困を糾弾するだけの厳しい内容という訳ではなくて、アメリカ中をバンで廻り続ける若者たちの刹那的な楽しい時間を非常にエモく切り取っていて、車内で好きな曲を流してみんなで歌ったり、夜の街を風を浴びながら走ったり、自分にもかつてあった、後のことなんて何も考えずに楽しくやってた頃の記憶を刺激されるような感じがした。これ見よがしではない光と影や音楽の使い方も心地よく、お気に入りの一本になった。

(2020.45)
ウメ

ウメの感想・評価

4.0
若さだけしか持ち物がない男女たちの、刹那的な模様を描いた青春ロードムービー。映像の光の挿し方と音楽が相まってエモかった。
りっく

りっくの感想・評価

3.7
貧しい家庭で幼い弟妹の面倒を見る主人公が、お金を稼ぐためにバンで移動しながらモーテルで生活し、雑誌の訪問販売で生計を立てるティーンエイジャーたちのグループに入るロードムービー。

リアーナの曲にのせてノリノリでアメリカを縦断する様は「スプリングブレイカーズ」を連想させるが、主人公の置かれた状況や映画のルックは「フロリダプロジェクト」に近しいものがある。

金持ち相手に何の偽りもなく身分を偽って口からでまかせを言って金を騙しとるゲームを客観視して俯瞰的に見る主人公。だからこそ彼女はそれが生きるための唯一の術であるという切迫感もなく、流されるままに、それでいて心地よく世界を傍観している。

けれども、石油採掘労働者の自慰を手伝っている際に関係ない話をぶちこんでムードを台無しにした彼女に対し、彼はそれ以上のことを要求する。そこではじめて彼女は自分の置かれた状況を直視し、お祭り騒ぎの日常から背を向ける。やや冗長ではあるものの、彼女の感情に寄り添った作りに好感が持てる。
A

Aの感想・評価

3.6
本当にみんなこんな生活してるんじゃないかってくらい演技がリアルだった。
r

rの感想・評価

3.9
A24
正直なところ長い。現実に悲しくなるけどスターの生き物への接し方がいい。fade into you
Nao

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5.0
2020年21本目
明日で配信終了と聞き、即座に視聴
「貧困」をテーマにしているので、見るべきだと思う。アメリカにも実際こうゆう人がいるのだろうなと。

仲間たちはみんないい人ばかりで、常に明るく楽しそうだ。貧しくても人生を楽しめていたり仲間がいることは素敵

ジェイクとスターがもどかしくて
携帯小説読んでるような感覚だった。
YT

YTの感想・評価

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全体的に鬱屈した悲壮感が漂っているという言葉がぴったりくる。
アメリカってこういう国だった…?
酷評している人いるけど謎。
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