パリはわれらのものの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『パリはわれらのもの』に投稿された感想・評価

tm
-
2025/05 自宅にて
3.8
Jacques Rivette(1928-2016)
music by Philippe Arthuys (1928 ‑ 2010)
Paris, 1957
杏奈
3.9
不完全ながらもやはりリヴェット的迷宮を彷徨えるのは幸せ
Maiki
4.1

 2025年度初観賞作品🎍

 友人からお借りし、ヌーヴェルバーグと思い観賞したがなんと、驚くことにノワール映画。

 初めは大学生アンヌの恋路を描く話かと思いきや、淡々と物語は彼女を「フアンの自殺…

>>続きを読む
324
3.6
パラノイアの迷宮。幻妄、何も解決に至らない途方。自死、組織陰謀。

映画内演劇以上に演劇的に物語が展開されていくのは、黒沢清作品に見られるさだめられた暴力と同様におもしろい

後のリヴェットで感じられた現実と虚構が溶け合う感覚ではなく、画中画みたいに現実とを切り離し…

>>続きを読む
リヴェット大好き

ノワールだったけど、
なんだかセリーヌとジュリーに通ずるものを感じる。

両作とも、自分の知らない世界に近づいてゆく高揚感と不安感があるの。
セリーヌとジュリーは非現実を現実に引き寄せるけど、
今作…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事