「フランス映画入門」にて。
(“入門”と言ってもシネフィル的な“入門“ラインナップ。坂本安美さんのチョイスだから)
『Out 1我に触れるな』約13時間をIndieTokyoの上映会に2日通って見…
時折シーンの途中で唐突に別の場面の静止画が挿入される。ただでさえ事象や登場人物の関係性がわかりづらいのに、これによって意識が遮断され、ますます意味不明となってくる。13と言う数字にどんな意味があるの…
>>続きを読む閉じ込められた。
短くした総集編だけど、体感は八時間くらいに感じた。本編なんて見たら1日に感じそう群像劇且つ即興的な物語なので、緩急がなくゆらゆらと日常が繰り出される。しかし、映像としての構図が完璧…
ジャック・リヴェットは、テレビ局の要請に基づき、全8エピソードからなるシリーズを撮ることになる。だが、『狂気の愛』を撮り上げた作家が、穏当な作品を提出するはずもない。さしあたり、脚本と絵コンテは確信…
>>続きを読む相変わらずジャン=ピエール・レオーがコメディリリーフ
正直辛かった、ワンシーンワンカットが来ると映画が終わる予感を刷り込まれているせいで、長回しが出る度「もう終わってくれ...!」と念じてた
シ…
短縮版(というか短尺版)とはいえ、ついに『アウト・ワン』をスクリーンで観られる日が来たということで感無量の一言に尽きる。
内容も最高で、もう一度観たいくらい。ありがとうリヴェット。
いつかオリジ…
秘密結社に陰謀に謎の演劇集団とリヴェットたらしめるモチーフがたくさん。海辺の屋敷の開かずの扉や謎の構造なんかたまらないね。すべてをこじつけて秘密を明かそうとしたり、愛を拒絶されたりするジャンピエール…
>>続きを読むジャック・リヴェットに関しては、カイエ派の中でも輪をかけて取っ付きにくいというのが、彼のフィルモグラフィーをたった数本見ただけの自分の印象だった。今作の鑑賞がそれを打破する決定打になるなどと思ってい…
>>続きを読む13時間の長尺で有名な「アウト・ワン 我に触れるな」を再編集した作品。それでも4時間20分もあり、休憩10分を挟んで上映された。前作「狂気の愛」を気に入ったプロデューサーが即興をふんだんに取り込んだ…
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