East Side Sushi(原題)の作品情報・感想・評価

East Side Sushi(原題)2014年製作の映画)

East Side Sushi

製作国:

上映時間:100分

3.3

「East Side Sushi(原題)」に投稿された感想・評価

abc

abcの感想・評価

3.2
メキシコ人の女性が寿司職人になるため奮闘する話。
人の偏見というものをテーマに挙げていて、生の魚?オエッと小さなものから女でしかもラテン系人種の寿司職人?無理やろ!とかアジア人だ、中国人?とか生きていたらキリがない程自分の中の固定概念で物事を判断しがちだ。これは仕方の無いことでもあるし、同時に世界を異様に狭めてくれる最高のフィルターでもある。
このフィルターを薄くしてくれるのは紛れも無い経験と知識であるが、それも偏りがあれば逆に厚くなり、考えれば考えるほど無偏見のなんて不可能なんだなぁと。
どや

どやの感想・評価

3.7
大学の映画鑑賞会&監督とのトークライブプログラムにて鑑賞。面白かった。

映画を観終わった後に監督に気になった点を質問できるという滅多にない機会だったので、いつもよりじっくりと観たからか、様々な点で伝えたいメッセージやこだわりが伝わった気がした。

この映画はジェンダーや異文化に対する今尚あり続ける差別というか、偏見をテーマにしているということがはっきりと分かる。それを伝えるために役者、国、環境設定がハッキリとしていて、かつストーリー展開が観ていてわかっちゃうほどにシンプルだった。

それでも飽きずに観れたのは、「スシ」を通して伝えたいテーマを伝えきるためにどういった工夫を取るか、という点がうまくできていたところ。少なくとも自分には好印象に映った。

「お寿司」という日本の独特かつ海外にとって奇妙な伝統的文化を他国で、しかも他の国の人が極めていくという物語は、多分外国の人が見ればいやいや頭おかしい、みたいになると思う。確かに、日本の寿司屋さんで金髪の白人女性がお寿司握ってたら、は?って少なからず思っちゃう自分がいるなと気づいた。

要するにまだまだ世界中で、その文化を文化とみなすものって自然とその国の人、地域の人「だけ」という考えが人々の中にあるということ。グローバル化が進んでいき、ジェンダーや異文化に対する差別への考え方を改めていかなければいけない時代にある自分たちの世代に問いかけてるものが非常に伝わった。

今後も、映画の中で投げかけられているテーマやメッセージを見逃さないような映画の見方をしていきたいと思った一作。
思っていたより面白かった。
登場人物がサエないところが現実的
ひなた

ひなたの感想・評価

3.7
あまり期待せずに観たけどとても良かった。
主人公はアメリカに住むメキシコ系移民のシングルマザーのフアナ。娘の教育のための資金を稼ぐため、日本食レストランで働き始める。元々料理が得意かつ勤勉なフアナは実質雑用としての採用にも関わらず、自宅での練習を通してレストランの板前並みに寿司を握れるようになり、板前の業務も手伝うようになる。
しかし、そのレストランは「日本人が経営する本格日本食レストラン」であり、能力があるにも関わらず、オーナーはフアナにカウンターで握らせないばかりか、裏で寿司を扱うのも許さない。「客は本物を求めている」から、日本人と日本人に近いアジア系以外には握らせないのだ。加えて、女性は板前にすべきでないという日本の伝統的性差別や、ラテン系=汚いという偏見(いわゆる3Kの仕事に従事する人が多いから?)、家族の無理解もフアナの邪魔をする。

これは日本食や料理という分野に限ったことではなく、「本物」って一体なんなんだ、と考えさせる映画です。良い作品だと思う。
koyaaa

koyaaaの感想・評価

3.1
機内で観た.

なんというか、丁寧に作ってあるのが伝わる感じがして好感は持てる.
観て嫌なもんではない.興味深い.

ただ最後の展開は謎だった.なにがどうしてそうなったのか、説明的な描写がなくて唐突.

まぁどうせそうなるんだろ、とみんなが思ってる展開なので違和感はないんだけど、編集したにしろ省き方が大胆である.


一番面白かったのは、英語・スペイン語?、コトバの入れ替えが凄い点.
私は英語しか分からないけど、なんとなく内容は理解できた.

父とは、スペイン語で会話し、娘とは英語で会話する、現地では当たり前なんだろうけど、その辺の混ざり具合が考えたこともない感じで凄い.
全然実態が分かってないけど、世代的なこともあるのかな.

自分がフィリピンでお世話になった人たちはさらにタガログ語・日本語・英語の組み合わせで喋っていて、よく処理できるなぁ、と思っている.

聞いてると、一文ごとに言語が切り替わるような感じで、混ざってて、
完全にモードが切り替わるわけでもなく.アメリカンスクールに通ってる人みたいな感じなんだろけど、そういう人が現地ではザラなんかね.
不思議な進化をしてて、単純に興味深い.

3つも混ざって、文法も違うだろし、コンパイル可能なのか?人間てのは凄い.
superfly

superflyの感想・評価

3.0
飛行機内で鑑賞。

人が何かに興味を持ち出すきっかけはどこにあるかわからない。
少しでも条件の良い環境で働くことを求めて、入った先は寿司屋だった。

スーパーの寿司が不味かったからと、寿司、更には日本料理は口に合わないと貼ったレッテル。
所詮他国の料理との出会いや印象とはそんなものなのだろう。

そんな中、パート先で口にしたホンモノの寿司が彼女の人生を180度転換させた。

寿司職人を通じて信念を貫くことの大切さ、いつしか強い想いは人や伝統をも変えることができるのだということを再認識した。
面白い!寿司をテーマにした映画初めて見ました ストーリーはありきたりといえばありきたりで終わりも読めるけど それを期待しながら見るのもいいかなと ハッピーになれる映画
ひとつ気になるのは 主人公は覗き見で寿司作りをマスターするのですけど それは可能なのかと笑 それからどのくらいの期間で習得したかがわからないのが気になりますね。