ジョアシャン・ガッティの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ジョアシャン・ガッティ』に投稿された感想・評価

3.0

【3つの過去が揺蕩う】
ストローブ=ユイレ短編。こういう作品を観ると過去の時制が多様なフランス語圏の映画だなと思う。本作は2分、フィックスのイメージに3つの過去が存在する。

・事件以前の被害者の写…

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ストローブがテキストを下敷きに自らの署名で語ろうとすることにやはり変化といえばいいのか、分裂といえばいいかわからない何かがある。
プロテストの意味で作っているのはわかるけど、これ仮に自分が作ったら、もっと考えて作れよ!って言われて終わる。
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哲学者は理性によって街の争いに参加しない、他人の痛みを自分のものと感じない、というルソー、ははたして哲学者だったのか。ルソーの引用のあとで「私は思うーー」と述べられる内容に飛躍があるようで、そこにむ…

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ジャン=マリー・ストローブ監督作品。
警官にゴム弾を撃たれ、片目が破裂し視力を失った映画作家ジョアシャン・ガッティの事故以前の写真にルソーのテクストを読むストローブのナレーションがついた作品。

上…

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たった2分で人物の写真映してルソーの朗読を乗せただけの映画があってもいい、自由とはそういうことだ。
デモ更新中に警官が投げたゴム弾によって失明した映画作家、その失明前の写真が砂の上に置かれているだけの映像にストローブによるルソーの朗読が乗る二分間。
たったの2分の作品。映画作家ジョアシャン・ガッティはモントルイユでのデモ中に警官にゴム弾で撃たれ片目が破裂して視力を失う。ストローブじしんの語りによるプロテスト。

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