都会の放浪者の作品情報・感想・評価

都会の放浪者1966年製作の映画)

Der Stadtstreicher/The City Tramp

製作国:

上映時間:10分

3.6

『都会の放浪者』に投稿された感想・評価

こちらも「エフィ・ブリースト」収録特典の短編。

この世に絶望しきった男が、偶然拾った拳銃で自殺しようとするが、それすらうまく行かず、他人からちょっかい掛けられたりして絶望がさらに深まる。

日本を…

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324
3.6
銃を拾い、得てもなお自由は得られず。捨てることも撃つこともできず。シケモク、自死妄想、無機質。
mom
2.5
死を身近に置いておきたいとか、死を選択できる安心感みたいなものがあるのかな。
彼らは何者だったんだろう。
1990
-
愛は死より冷酷。


彼はほんとうに死にたかったのか。

死はわたしたちをどこへ連れて行くのか。
5.0

小汚いスーツ姿の男がベンチの隅で眠りから覚めて気怠そうに余った酒を手に取り乾いた喉に流し込む。たった10分の間に完璧なショットが多すぎる。それでいて気取った嫌らしさとかまるでなくてこの頃からどんだけ…

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犬
-


イタリア語字幕しかなくて困ったのだけれど、歌の内容はなんとなく「ヨーロッパ広すぎ、日本小さい 日本行くぜ」みたいな感じなのかな

これ以上現状に身を置きたくないのにそうせざるを得ない寂しさ(希死念…

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ゆう
3.5

ゼンゼン覚えてなかった。
突拍子もないがこういう短編は好き。

この頃のドイツは荒んでるなって感じ。
死を望むも、乱入者が出てきて死すら選択が出来なくなる絶望。

「愛は死より冷酷」もだけど拳銃に対…

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tntn
-
再鑑賞
マゾヒスティックな自殺願望。


本当に大学の自主映画みたい。でも公園の俯瞰、日本と西洋についての朗唱など時折目を見張る場面もある。
杏奈
3.8
希死念慮の具象化においてファスビンダーの右に出るものはいない、フィルムにこびりついた強烈な死への憧憬がファスが一番好きな監督たる所以やな
mana
-

ファスビンダーの鑑賞可能な最古の短編映画。今の自分と同い年くらいのときに撮影したのか。

失業した男がピストルを見つけて自殺を図るも色んな障害で死ねない話(実際監督本人が公衆トイレに入ってくる)。

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