シュトロツェクの不思議な旅の作品情報・感想・評価・動画配信

『シュトロツェクの不思議な旅』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

この監督にとってフリークスとは何だったのだろう。他の作品にも弱者が登場するが彼らへの眼差しは厳しく冷たい。それは愚か者のように馬鹿にしたり差別的に描かれているように感じる。ブルーノ・Sの朴訥とした佇…

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マサ

マサの感想・評価

4.0

ヘルツォーク×ブルーノS『カスパーハウザーの謎』コンビの2本目。
とても悲劇的なストーリーだけど、ブルーノの明るさだったりハッピーな場面が印象的だったりで、全体的にはわりと穏やかに観られる印象のロー…

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ヘルツォーク監督が「カスパー・ハウザーの謎」(1974)に続いて素人俳優ブルーノ・Sを主役に配した人間ドラマ。

ベルリンの刑務所を出所したブルーノ・シュトロツェクは、やくざの情婦エーファ、シャイツ…

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ハタケ

ハタケの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

イアンカーティスが亡くなる前に観ていた映画だそうで、しかも音楽系なのかな?と軽い気持ちでclipしていたら、ありがたくも鑑賞する機会をいただいた。

軽い気持ちだったのに、イアンカーティス、死ぬ前に…

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「気狂いピエロ」にならぶ、ラストに命かけてる型映画の最高峰

シュトロツェクはドイツでも悲惨、アメリカでも悲惨で、ベルリンの刑務所がまだマシな環境に見える、、みたいなブラックジョークを1時間半にわた…

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21世紀K

21世紀Kの感想・評価

4.3
キンスキーが主役ではないヘルツォーク映画において、主人公の破滅は自身の非力さに還ることになり、どうしようもなく救いがない。

このレビューはネタバレを含みます

世界の規模が大きくなればなるほど、空間が等倍拡大されて知らないうちに取り残されて地に足つかず何も掴めなくなっていくような時間の経過に苦しくなります。
容赦なく拡大していく世界とその中で取り残されぐる…

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ミリ

ミリの感想・評価

-

ヘルツォークが私の趣味にめちゃくちゃ寄せててびっくりした笑 こんなのがあったのか…結構天変地異。ヴェンダースはアメリカへの羨望と絶望を描いてきたけど、ヘルツォークもやっていた。しかも痴呆気味の主人公…

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ヘルツォークから見たアメリカ。
塀の中でさえ居心地よろしい地元。
隣人のお爺の誘いでアメリカンドリームに惑わされてみたら…

叶うはずもない夢や増幅された憧れは、安い労働力を何の保証もなく消費するた…

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「死ぬまでに観たい映画1001本」904+212本目

日本語の題名はあまり良くないなぁ。
不思議な旅とかつけると安っぽくなるよね。
暗い内容の映画だな。
音楽はなかなか良い。
最後の謎の遊園地のシ…

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