シュトロツェクの不思議な旅の作品情報・感想・評価

シュトロツェクの不思議な旅1977年製作の映画)

STROSZEK

製作国:

上映時間:110分

4.0

「シュトロツェクの不思議な旅」に投稿された感想・評価

‪途中まで動物も出て来ないしチンピラが怖くて不安だったけど、医者が出てきて未熟児を見せたりじいさんがピアノを弾いたりでちょっとほっとした。まあ、そこが救いのピークだったけどw‬

‪私は私の疑問にすべて答えてやることができない。まあ生きていても良い、程度に納得させることも難しい。どこを目指したらいいのかもよく分からない。‬

‪アコーディオンやピアノに始まり、競売とか、金で踊る動物とか、音で緩急がついているのがヘルツォークらしくかっこよかった。‬

この世界の多数派はシュトロツェクだろうと思う。
自分の中でヘルツォークってこういうイメージじゃないんだけど、リンチにおける『ストレイト・ストーリー』みたいなもんでしょうか。
呑芙庵

呑芙庵の感想・評価

4.8
冒頭水をためた何かに映る動きを撮ったものと、中盤の凍った湖のシーンが特に印象に残っている。

主演男優とヒロインが本名での出演なのが飾らなくて良いような怖いような。

車での移動、アメリカ🇺🇸アメリカ🇺🇸アメリカ🇺🇸アメリカ の連続。ヘルツォークらアメリカをどう見ていたのかよく見えるのだが、これはアメリカ批判というよりは世界への抗いだろう。。

ブルーノが自分をichではなくブルーノと呼ぶことが多いところになんとなくブルーノが出ている気がする。老人のキャラクターもなかなか上手くかけている。「秘密警察に言うぞ」

ラストの動物シーンは小人の饗宴を思い出させられた。

みなみ会館 ヘルツォーク特集にて
otom

otomの感想・評価

4.6
医者の台詞「お前のすべての質問に答える事ができたら、世界は正常だ」の厳しい現実に生きる小人の饗宴よろしく、 実に実に小さな存在。悲しき迷い子の最期を演出する動物と電気細工の見事な事。そして競売のシーンもなかなか強烈だった。傑作。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.5
‪「シュトロツェクの不思議な旅」‬
‪いやー傑作だった。今回初鑑賞したが最高のロードムービー的映画だ。刑務所から出所した青年を軸に3人が異国の地へ向かい冷たい現実と直面する話だがラストを観て衝撃を受けた…それは本作を観て自殺したイアンカーティスの心情が伝わるからだ…現代にも通じる物語で新鮮だ。‬まじで最高な映画だ。
ヘルツォークの特集上映時に観た。なかなか上映される機会も無いので観る事が出来て良かった。作品はまるでアメリカン・ニューシネマだ。
mrhs

mrhsの感想・評価

4.0
ジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスが自殺する直前に観ていたとされるこの作品をわざわざそれなりの値段の中古で買った。

それはヴェルナー・ヘルツォークの作品を観たいからではなく、職場にジョイ・ディヴィジョン好きのサブカル女子(と言っても俺より年上なんだけど)がいて、俺はその子に不毛な恋をしているからなのだ。ちなみに俺はその子のLINEすら知らない。

そしてこの作品を鑑賞した翌日、俺は遺体となって発見された。
roland

rolandの感想・評価

5.0
Is this really me!


撮影補佐にエドワード・ラックマン
猫

猫の感想・評価

4.0
アメリカ逃亡をピークとして、世界がどんどん矮小化されていくのが素晴らしい。
菩薩

菩薩の感想・評価

4.3
不思議な旅がすぎる、と言うか哀れな結末すぎる。終盤、特に競売以降の一連の流れが最高すぎて爆笑を禁じ得ずハゲる、面白い、もはやハゲしろいの称号を差し上げたい。なんせブルーノ・Sのハゲ散らし方が完璧だし、ヒロインのブス具合が絶妙だし、隣のジジイの奇行が意味わかんないしで三者三様に愛せるキャラクターだし、そんなブスが情夫二人にフルボッコにされる田嶋陽子先生界隈が観たらゴンさん並みに毛を逆立て激昂しそうなシーンなんて、いいぞもっとやれなんて思ってないけど一人「Wow!!!」と外人みたいな反応さえしてしまった。全盛期のスキャットマン・ジョンを凌ぐスピードで、サクサクと家とテレビを売りさばく謎の大佐の有能さ、めちゃくちゃプッチンプリン食いたくなった。踊り狂う鶏、けたたましいサイレンを鳴らし続けるウサギ、燃えながら回り続けるオンボロトラック、リフト、そして銃声、なんだこれめちゃくちゃ面白いやんけへへ〜と中田カウス師匠ばりの笑顔をもって劇場を出たまでは良かったが、よくよく考えたらこれむしろ俺やんけ…なんて思って来ちゃって途端に虚しさに襲われた。働けど働けどなお我が暮らし楽にならざりじっと手を見る余裕もなく、「もう悩みも無くなった」なんて、悲しいこと言うなよシュトロツェク…。陰謀だ!陰謀だ!と騒ぎ立てるジジイ、そうだよなぁ、そうなんだよなぁ…と激しく同意、いやハゲしく同意、やっぱりこの作品はハゲしろいけどとても寂しい作品だと思う、生きるの辛い、もう無理…。