後からジワジワくる映画。
美しい新珠三千代が意外とグイグイいくタイプで、ご縁のあった相手の商売繁盛に全力で取り組むのがなんだかおかしい。おかしいと言えば佐野周二。監督がサブリンだからやってくれたのか…
チェーホフの「可愛い女」が下敷きか
「こりゃ満点じゃわい」とおっさんたちの頬を綻ばせる恋愛体質で死神オソソの持ち主の
女性を新珠三千代、バカップルっぷりも見せつけられるが、彼女のおかげで品が悪く成ら…
一緒になる相手が次々と亡くなり悲観するも愛を捨てなかった女性の話。
サブリン監督作初めて観た。独特な雰囲気で面白く他の監督作も観たくなる。イロモノ画家役で出演も兼ねており後半のキーマン。彼の運命…
夫を事故で失った新珠。再婚するが、また夫は事故死。和谷には死神が憑いている。おっとの写真をもって、画家の佐分利を訪れ、肖像画を依頼する。佐分利は妻と折り合いが悪く、二人の子供を抱えて難儀していた。旅…
>>続きを読む新珠の隣にいる男が次々に死んでいくだけで変なのにキレキャラ久慈あけみのインパクトも強くて唐突に死ぬ田崎潤と佐野周二の死に様も相まって、終始佐分利映画の美学が注ぎ込まれているためずっと変な気持ちで画面…
>>続きを読む橋をトラックが通るだけでさりげなく死の予感を振り撒いててナイス。
当時のダンスカルチャーも垣間見れて良かった。
佐野さんは焼き鳥屋での猟銃の話を受けた形で死ぬの期待してたのに。
監督兼画家の佐分利さ…
佐分利信がどのくらい監督作品を撮っていたのか知らないが結構面白かった。
姑との確執や女同士の分断は描かず物語の割には意外とさっぱり見られる演出。
最後に「男の人に何かしてあげることが幸せだと気づいた…
いや〜ん、変で凄く面白い。
いちいち予想を裏切っていくんでしばしばキョトンとしてしまう。
夫を次々と事故で亡くして(佐野周二の死に様…) 一時「私は死神…」とか悲観しても、新しい男に惹かれてはキラキ…