川端康成の原作を広瀬襄が脚色、中村登が監督した文芸作品。岩下の母、久我は入川の許に走り、大空は中山仁と結婚しても病身になれば離婚、中山は孤独死する。本作の、人間の目先の小さな幸せ、快楽を求める姿に苦…
>>続きを読む病弱・中山仁、こりゃ漫画になるよなーって感心する整えぶり。冒頭の見知らぬ女(あの女優さん誰ですか?素敵すぎる)のかわらや投げからお志麻の円環シメまでビンビン。ミリ単位で完璧な元祖モッズルック兵ちゃん…
>>続きを読む京都鎌倉を山と茶のスピリチュアルが貫くひんやり画面、さっきまでのアッパーお志麻と違うダウナーお志麻に場内も涼しく感じる。ゲリラ風なところもあったりの美しい撮影に痺れる音響、これがノボベスか。恐ろしい…
>>続きを読む1969年でこの質感、60年代的質感を保った、かなり最後の最後だ
奇しくも、8月上旬に行った京都の神護寺、および「かわらけ投げ」が大フィーチャーされていて驚き
かわらけ投げの場所などは、現在のよう…
松竹、文芸
出演者
岩下志麻、大空真弓、久我美子、石坂浩二、中山仁
香山美子、松岡きっこ、入川保則、森雅之、笠智衆
【内容】
岩下志麻が人間関係のドロドロに悩まされる文芸もの
1.親のゴタゴタ
…
母が若い男と駆け落ちし、鎌倉で父と二人暮らしの娘。
こんなの人間不信になるわ〜…
かわらけ投げ、京都旅行に行ったときにやりましたな〜。
犬神家以前の石坂浩二初めて見た。爽やか二枚目。中山仁より…
義理の兄を戦争で失くし、実の母親は若い男と家を出て行ってしまっため、今は鎌倉で父親と二人で暮らす20代半ばの娘が、出て行った母親とその恋人、元婚約者とその弟や妻と会う中で、女としての自分の人生につい…
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