遊撃の作品情報・感想・評価

遊撃2006年製作の映画)

製作国:

上映時間:17分

3.2

「遊撃」に投稿された感想・評価

buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
絵的にはなんてことないけど結構好きだった。
しかし先輩絶対こういう場面慣れてないでしょうに言葉を尽くしてて偉いと思いかけたけど男役?女役?て訊いたとこでガクッときちゃうな。
TaiRa

TaiRaの感想・評価

-
俳優の顔のアップをテンポ良く繋げるのホント好きだな。

恋とか愛に遊撃は有効だとしても、そりゃ負けることもありますわな。同窓会でゲイの愛が空振り。階段の先のキス、カメラ位置はストイック。タバコ辞めたのにライター持ってる男とタバコ吸うのにライター持ってない男。「一本ちょうだい」「辞めたんじゃないの」「これが最後」「さっきも言ってた」と確定しない男たちの会話。海へ行って、花火して、花火消えたら明け方。集団から外れた男へズーム。愛がライターみたいについたり消えたりしないの知ってるのに。車から降りて、駅へ歩いて、エスカレーター降りて、駆け込み乗車して、座席座って泣き崩れて、終わる一連のスムーズさが失恋の表現。
もうわけわかんねえなの極北でしたかね。飲み会、タバコ、海、クルマ、電車の五つの場面ですけど、私には全然分からないw
映画そのものとは関係ないですけど、濱口監督の作品って昨今の作品は「クルマのなかのショット」「電車のなか」「バスのなか」とか乗り物のなかで人物同士が会話したり、映ったりするシーンが何も起こらなくてもめちゃくちゃ面白いんですね。人がただ乗り物のなかで演技してるだけなのにそんなこと起こるのは異常なことだと思いますけど、本当に面白いんですよ。
ただ、『記憶の香り』『遊撃』の乗り物シーンはとても凡庸。特別面白く見えないんですよね。言うまでもなく、それが面白く撮れてる今の作品が異常なんですけど。当たり前のように神がかった映画を撮るマンでも初期から神がかってるわけじゃない、という点に凡人の私としては勇気付けられましたね。
非常階段?での遊撃を画でぜんぶは見せないのがいいなと思った。それから海辺で、ひとりを煽り気味に撮ったショットが好き。居酒屋→海→電車の展開は17分の短編ながら時間の流れと広がりが感じられる。
naoshi

naoshiの感想・評価

3.5
海辺で横の女性を横目に応えない男の姿をみるにつけ、ああと思う。ロジックの醜さが。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.0
タバコを持っていないのにライターを持っている男、ライターを持っていないのにタバコを持っている男、でも貴方と私は一本頂戴の先には進めない。男と男だからと言うわけでは無い、貴方は私を求めているが、私は貴方を求めていないからである。貴方が私を受け入れないのであれば、私が貴方を受け入れるから、どうかこの胸に飛び込んで来てはくれまいか、そんな強すぎる思いは、もはや暴力に近い。けど、私のタバコに火をつけたのは、貴方なのですよ、私が女ならば、一度閉じた扉も瞬間的に開くだろうに。潤滑油としてのタバコ、行き止まりとしての海、遊撃ってセカンド(愛人)とサード(友達)の間って意味かと思った…。
atsuki

atsukiの感想・評価

3.0
愛の遊撃。つまり、海での告白は「攻撃すべき敵を前もって定めず、機に臨んで適宜に攻撃すること」なんだろうけど、それ以前に、ハワード・ホークスの『脱出』のようなタバコに火を付けるという行為が、私とあなたの関係性にも火を付け始めるというきっかけが既にあったはず。これは『ハッピーアワー』に於ける、あかりが第一部では強い風によってタバコに火を付けられなかったのが、第三部では松葉杖をついていても火を付けられたということにも通ずると思う。いやはや、自分の中にしか壁がないのなら受け入れてみてと言うように、あなたがあなたについてもっと気づいて欲しい。私も私についてよく知らなかった。あなたから貰ったライターは、私ひとりでは火を付けられなかったこと。私があげなければ、あなたはタバコを吸えなかったこと。
papikO

papikOの感想・評価

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ズームアップ。 ホン・サンスかな?
いや違う、たぶん、。
あきらかに、人間へのまなざしがやさしい
ちゃんと気づきたいし、ちゃんと向き合いたい。
ごめんね。
ありがとう。
それだけ。
やさしいな。
ありがとう。
2016.12.12@ポレポレ東中野
《ハッピー・ハマグチ・アワー》