ジャンル分けの難しい映画。
停戦直後のバルカン半島で、衛生活動に精を出す国連組織のメンバーを描いた物語。
ジャンル分けが難しいと書いたのは、この映画が緊張感のあるがっつり内戦を描いた映画ではない…
戦争というものは異常事態なのではなくていくつかある中の一つの状態なのだということがよくわかるような、牧歌的ですらあるノーマルな異常事態を感じた。
コメディでこそ描ける戦争の身近でリアルな姿を見た。
…
原題の
A Perfect Day
っていう皮肉が効いたタイトルに最後はクスッと笑える。
1995年、停戦直後のバルカン半島。
国境なき水と衛生管理団が、井戸に落とされた死体を引き上げるためのロープ…
結構ユーモラスに画いてるけどかなりシビアな話よね!
水を売るために死体を井戸に捨てる輩がいるとか平和に生きてる俺には理解も納得も出来ねーわ。
何よりもべニチオの色気がたまらんわ!ありゃ女性問題も勃…
一本のロープでここまで話が膨らむとは!
生きる糧の水を汲む井戸。
たかが水を汲み上げたいだけなのに、死体は浮いてるし、地雷は放り込まれるし、大変だ。
戦争は愚かしくて滑稽だとつくづく思う。
当た…
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