変わり映えのない日常も捉え方しだいで小さく光る日々となる
映画の登場人物もすべて、切り取られた瞬間以外の日常を生きていて、これまでもこれからも、愛する人がまずい飯を作ってしまったり、取り込んだ洗濯物…
なんでだろう。見ていて飽きないんだよ。ゆっくりゆっくり普通の日常を見ているのに。
絶妙な感情の表現がまた絶妙で、何気ない日常の場面を第三者的視点でみるなかでひとつひとつの言葉を実感しているからなんだ…
やはり、日常や緩やかな時の流れを描かせたらジム・ジャームッシュの右に出る者はいないと改めて感じる。
毎日をルーティンで過ごす中にも少しずつ違いがあり喜びも苛立ちも少しの事件も全てを受け入れて日々を穏…
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